西日本主催事業

2017/3/5公開シンポジウム「生物学における動画・音声データのアーカイブ – その意義と課題」@大阪市立自然史博物館

 生物学では、研究過程で動画や音声データを記録し、利用することが以前から行われてきました。いくつかの博物館や研究機関では、それらのデータを体系的に収集し、保存することも行われています。一方で、デジタル化による記録媒体のめまぐるしい移り変わりとデータ数量の増加、それに伴う収蔵・整理作業の負担増、著作権の複雑化、といった問題も顕在しています。このシンポジウムでは動画・音声データをアーカイブする機関や研究者から最前線の事例をご紹介頂き、その意義と課題を整理しつつ、近年進歩する映像認識技術などの適用も含めた将来展望について議論します。

 日時:3月5日(日)13:00〜17:00
 会場:大阪市立自然史博物館 ネイチャーホール(花と緑と自然の情報センター2階)アクセス
 申込み・参加費:不要
 主催:大阪市立自然史博物館
 共催:NPO法人西日本自然史系博物館ネットワーク

【プログラム】

13:00-13:10 趣旨説明

13:10-13:50
「深海生物・環境調査映像のアーカイブとWeb公開」
 齋藤秀亮(国立研究開発法人海洋研究開発機構)

13:50-14:30
「自然の音と音環境コレクション」
 大庭照代(千葉県立中央博物館)

14:30-15:10
「野生チンパンジーの映像エソグラム」
 座馬耕一郎(京都大学大学院アジア・アフリカ地域研究研究科)

15:10-15:30 休憩

15:30-16:00
「生物学の動画・音声アーカイブに共通する意義と課題の整理」
 石田 惣(大阪市立自然史博物館)

16:00-16:40
「映像認識技術の現状と生物映像への適用可能性」
 柳井啓司(電気通信大学大学院情報学専攻)

16:40-17:00 総合討論

17:00 閉会

【各演題要旨】

「深海生物・環境調査映像のアーカイブとWeb公開」(齋藤秀亮>
 国立研究開発法人海洋研究開発機構では、保有する潜水船や探査機を用いた深海調査時に深海映像や画像を撮影し、3万時間分以上の映像をアーカイブしている。これらの映像は撮影されている深海生物名などのタグを付け、Webサイト「深海映像・画像アーカイブス」でインターネットに公開している。本発表では、膨大な深海調査映像のアーカイブや公開における当サイトでの取り組みについて紹介する。

「自然の音と音環境コレクション」(大庭照代)
 千葉県立中央博物館では、平成元年に「自然の音と音環境コレクション」の収集を始め、国内外で独自に録音した鳥や虫の個別音と各地の音環境の他、録音家からの寄贈、CD等の出版物等を含む。録音方式や機器の変遷に伴い多様な媒体と音声ファイルを受入れ、WAVEファイル化を行った。生物名や環境等で検索できるデータベース上での試聴を目指す一方、千葉県デジタルミュージアム『音の標本箱』等のプログラムが活用されている。

「野生チンパンジーの映像エソグラム」(座馬耕一郎)
 アフリカに生息する野生チンパンジーの長期調査地では、道具使用行動や社会行動など、さまざまな「社会的学習を必要とする行動」が報告されており、地域間で共通する/異なる行動は、チンパンジーの文化として知られている。本発表では、野生チンパンジーの多様な行動レパートリーを文字による記載と映像による記録で収めた“Chimpanzee Behavior in the Wild”の編纂経緯を紹介する。

「生物学の動画・音声アーカイブに共通する意義と課題の整理」(石田 惣)
 体系的に収蔵登録された動画・音声データは、研究者のマイニングによって新たな研究資源になる可能性があり、教育での活用も期待できる。一方、動画・音声を検索可能とするためのメタデータ付与の手間、ファイル形式の選択、データの保存方法、著作権者からの許諾条件の設定等が共通の課題と言えそうだ。私たちが行った研究者へのアンケート調査の結果も踏まえて、それぞれの課題について解決の道筋を探ってみたい。

「映像認識技術の現状と生物映像への適用可能性」(柳井啓司)
 コンピュータビジョンの研究コミュニティでは、50年以上に渡って画像・映像認識の研究が続けられて来たが、近年の深層学習の登場により、その技術は飛躍的な発展を遂げつつある。本講演では、主に映像認識に関して、最新の技術および研究例を紹介し、生物動画への適用可能性について考察する。

【シンポジウムに関する問合せ】
大阪市立自然史博物館 石田 惣
〒546-0034 大阪市東住吉区長居公園1-23
tel:06-6697-6221 / fax:06-6697-6225
e-mail: iso@mus-nh.city.osaka.jp

※本シンポジウムはJSPS科研費(JP15H02955「動画を博物館の『標本』として収集・収蔵・利用公開するための課題解決と環境整備」)の進捗及び成果報告として行うものです。

2017/02/03[公開ワークショップ] 海外の自然史博物館における収蔵庫と収蔵展示を考える @大阪市立自然史博物館

[公開ワークショップ] 文部科学省委託事業「博物館ネットワークによる未来へのレガシー継承・発信事業」

海外の自然史博物館における収蔵庫と収蔵展示を考える

自然史博物館の収蔵庫は、国内はもちろん、世界各地の自然史博物館では、コレクションの収蔵スペースが不足しつつある。いわゆる収蔵庫問題と呼ばれ、博物館関係者だけでなく自然史研究者にとっても深刻な問題となっている。これと同時に、コレクションの利活用と公開が強く求められている。収蔵スペースを確保し、コレクションの充実化を図り、脆弱で劣化しやすい生物標本の展示や“収蔵の実体”を発信する方法は世界共通の博物館における課題の1つになっている。解決の方法の1つとして、収蔵展示や公開型収蔵庫の設置、デジタル化などの様々な工夫が凝らされている。今回は、こうした課題を解決するため、今年度、文部科学省生涯学習局委託事業「博物館ネットワークによる未来へのレガシー継承・発信事業」により実施した海外での先行事例調査や国内の博物館関係者との意見交換を行い、収蔵庫問題を発展的に解決する方法について議論したいと思います。博物館関係者に限らず、自然史研究に携わる方、博物館行政に関係する方、どなたでも参加自由ですので、皆様お誘いあわせの上、ご参加くださるようお願いいたします。

日時: 2017年2月3日(金) 13時~17時45分
初出時(火)となっていましたが正しくは金曜日です)
場所: 大阪市立自然史博物館 講堂 (博物館事務所入口から入場ください)
    〒546-0034 大阪市東住吉区長居公園1-23 →Google map
参加: 申込み不要(どなたでもご参加できます)
主催: 自然史レガシー継承・発信実行委員会、NPO法人西日本自然史系博物館ネットワーク

プログラム
13:00 開会あいさつ及び旨説明
[海外視察報告]
13:15~15:15 台湾国立海洋生物博物館 和田年史(兵庫県博)
台湾国立自然史博物館 池田忠弘(兵庫県博)
ロンドン自然史博物館 栗原隆(栃木県博)・堀繁久(北海道博物館)
スコットランド国立博物館 栗原隆(栃木県博)・堀繁久(北海道博物館)
パリ自然史博物館 堀繁久(北海道博物館)・栗原隆(栃木県博)
ベルリン市立自然史博物館 北村淳一(三重県博)・石田惣(大阪自然史博)
休憩(15分)
15:30~16:30 デンマーク自然史博物館 石田惣(大阪自然史博)・北村淳一(三重県博)
ナチュラリス生物多様性センター 石田惣(大阪自然史博)・北村淳一(三重県博)
シンガポール国立自然史博物館 大島康宏(三重県博)
プラハ国立博物館 簑島悠介(北九州市博)
休憩(15分)
[総括] 
16:45~17:10 海外自然史博物館における収蔵展示について 橋本佳明(兵庫県博)
17:10~17:45 意見交換会

以上
このご案内のPDFファイルをダウンロード

2017/2/2 研究会「博物館が伝え、残す瀬戸内の自然―沿岸の広域連携による成果」

西日本自然史系博物館ネットワークは大阪市立自然史博物館と共催で以下の研究会を開催いたします。当日午前中に開催される西日本自然史系博物館ネットワーク総会と併せて、また翌日に開催予定のレガシー継承・発信実行委員会による研究会と併せてご参加いただければ幸いです。

研究会「博物館が伝え、残す瀬戸内の自然―沿岸の広域連携による成果」

 大阪市立自然史博物館では、瀬戸内海を対象地域とし、域内の博物館・水族館・研究機関・研究者が連携して「瀬戸内海の自然探究」をテーマとした市民参加型の観察会や採集・調査等を実施し、その成果を巡回展やシンポジウム・講演会を開催することによって各地域の住民に公開してきました。その締めくくりとして、大阪市立自然史博物館および西日本自然史系博物館ネットワーク主催による評価のための研究会を開催し、広域連携の成果を博物館学的に検証・総括します。


概要 事業の概略、連携による観察会および巡回展の報告、アンケートによる連携の効果の報告、全体討議
日時 2017年2月2日(木) 13時~16時30分
会場 大阪市立自然史博物館 集会室
主催 大阪市立自然史博物館・西日本自然史系博物館ネットワーク
その他 申込の必要はありません
会場へは大阪市立自然史博物館事務所入口からお越しください。

問合せ 大阪市立自然史博物館 動物研究室・波戸岡
06-6697-6221 hatooka”at”mus-nh.city.osaka.jp

2017年1月17日「第28回自然史標本データ整備事業による標本情報の発信に関する研究会」@伊丹市昆虫館

平素、自然史標本データ整備事業につきまして、ご高配を賜り厚く御礼申し上げます。
さて、第28回自然史標本データ整備事業による標本情報の発信に関する研究会を、伊丹市昆虫館(兵庫県伊丹市)において、下記のとおり開催いたします。今回のテーマは、標本写真の撮影方法についての実演をともなった基礎技術の講習会となります。標本のデータベースに加えて、写真を追加することで、より様々な分野への発信力が向上するものと思います。写真の基礎技術については、これまで様々な書籍を出版されている写真家の伊藤ふくお氏をお招きして解説いただきます。また、講習後には、伊丹市昆虫館における展示等についてもご案内させて頂きます。ご参加のほど、よろしくお願い申し上げます。ご参加いただける場合は、別紙に必要事項をご記入の上、1月9日(月・祝)までにメールまたはFAXで下記担当までご返送ください。


「第28回自然史標本データ整備事業による標本情報の発信に関する研究会」の開催について

■標本写真の撮影法
・標本撮影の基本テクニック(伊藤ふくお氏)
・いたこん定番の白バック昆虫写真の撮影法(奥山清市・長島聖大氏)
・大型スキャナーで標本をデジタル化する方法(事務局)

主催: 国立科学博物館、NPO法人西日本自然史系博物館ネットワーク
日時: 2017年1月17日(火)13時00分~17時00分
場所: 伊丹市昆虫館 http://www.itakon.com/
〒664-0015 伊丹市昆陽池3-1 昆陽池公園内

定員50名を予定。多数の場合、博物館関係者の優先および抽選とさせていただきます。

申し込み先:国立科学博物館 植物研究部 安田 敦子宛(noffice1@kahaku.go.jp
電話:029-853-8973 FAX.:029-853-8401
 参加申込用紙にご記入の上、電子メール、FAXにてお申し込みください。

開催要項/申込書  DOCX形式ファイルをダウンロード

         PDF形式ファイルをダウンロード


http://www.naturemuseum.net/

2016/12/4「第10回生物多様性協働フォーラム」@グランキューブ大阪 開催のお知らせ

生物多様性協働フォーラム事務局(三菱UFJリサーチ&コンサルティング株式会社、兵庫県立人と自然の博物館、特定非営利活動法人西日本自然史系博物館ネットワーク)と地方独立行政法人大阪府立環境農林水産総合研究所は、「第10回生物多様性協働フォーラム 生物多様性のためのソーシャルデザイン」を以下のとおり開催します。

1 開催目的
 本フォーラムは、生物多様性の保全と持続可能な利用の実現を目指して、関西からその先行事例や先進的な提案を発信することを目的に、2011年度から関西各地でシンポジウム等を開催し、様々な角度から議論を重ねてきました。生物多様性に関わる課題は、地理的に広域にまたがり様々な社会分野にわたって存在する上、多様な利害関係者が関わっています。またこの課題に取り組む担い手の数も十分ではありません。
 第10回を迎える今回は、「生物多様性のためのソーシャルデザイン」をテーマに、担い手を増やすだけでなく、個々の活動を結びつけ、分野を横断して相乗効果が発揮されるような「協働のしくみ」をデザインし、マネジメントすることの必要性やその事例を紹介し,生物多様性分野の活動でつまずきがちな、ガバナンスや役割分担のあり方について討論します。
 当日は、京都大学 総長 山極壽一氏の基調講演のほか、九州大学工学研究院 教授 島谷幸宏氏より自然再生におけるソーシャルデザインについて、青山学院大学 教授/オープンストリートマップ・ファウンデーション・ジャパン 理事 古橋大地氏より市民300万人がつくる自由な地図オープンストリートマップについてご報告いただきます。また、事務局からは、これまでの生物多様性協働フォーラムの取組と今後の展開の方向性についてご紹介させていただきます。これらを踏まえて、ガバナンスや役割分担のあり方をテーマにパネルディスカッションを行います。
 フォーラムの開催と合わせて、グランキューブ大阪の会場内において、市民団体、企業、博物館、大学等の30以上の団体から、生物多様性保全における協働のしくみを紹介するポスター展示も実施します。

2 開催主体
  主   催:生物多様性協働フォーラム事務局
       (三菱UFJリサーチ&コンサルティング株式会社、兵庫県立人と自然の博物館、
        特定非営利活動法人西日本自然史系博物館ネットワーク)、
        地方独立行政法人大阪府立環境農林水産総合研究所
  協   力:地球環境関西フォーラム、生物多様性かんさい、
     大阪生物多様性保全ネットワーク、生物多様性とくしま会議
  後   援:環境省(予定)、関西広域連合、大阪府、
        国連生物多様性の10年日本委員会(予定)、
      国際自然保護連合日本委員会(IUCN-J)、公益社団法人関西経済連合会、
     大阪商工会議所、きんき環境館

3  開催概要
【テーマ】 生物多様性のためのソーシャルデザイン
  日    時:2016年12月4日(日) 13:30~17:00
 (開場13:00)
  会   場:グランキューブ大阪(大阪府立国際会議場)12F特別会議場
        (大阪市北区中之島5丁目3番51号)
  参 加 費 :無料(事前申込 定員400名 先着順 申込締切12月2日(金)12:00)
【プログラム】 (敬称略)
(1)開会あいさつ 13:30~
   中瀬 勲(兵庫県立人と自然の博物館 館長)
(2)趣旨説明「これまでの生物多様性協働フォーラムの取組と今後の展開について」
   西田貴明(三菱UFJリサーチ&コンサルティング株式会社 副主任研究員)
(3)基調講演 13:50~「アフリカ熱帯雨林における生物多様性保全の実践」
   山極壽一(京都大学 総長)
(4)事例紹介 14:20~
   「政策に生物多様性情報を反映させる際の地方博物館の役割」
    橋本佳延(兵庫県立人と自然の博物館 主任研究員)
   「自然再生におけるソーシャルデザイン」
    島谷幸宏(九州大学工学研究院 教授)
   「市民300万人がつくる自由な地図オープンストリートマップ」
    古橋大地(青山学院大学 教授/オープンストリートマップ・ファウンデーション・ジャパン理事)
(5)休憩&ポスター展示(30分)
(6)パネルディスカッション 15:35~ <約80分>
 《パネリスト》
   島谷幸宏(九州大学工学研究院 教授)
   古橋大地(青山学院大学 教授/オープンストリートマップ・ファウンデーション・ジャパン理事)
   田中 猛(大阪府環境農林水産部みどり推進室みどり企画課 参事)
   田畑真理(京都リサーチパーク株式会社 開発企画部 部長)
   西澤真樹子(認定NPO法人大阪自然史センター)
   西田貴明(三菱UFJリサーチ&コンサルティング株式会社 副主任研究員)
 《コーディネーター》 
   佐久間大輔(大阪市立自然史博物館 主任学芸員)
(7)閉会あいさつ 
   藤井秀延(三菱UFJリサーチ&コンサルティング株式会社代表取締役社長)

【お申し込み方法】以下のwebサイトのお申し込み専用ページよりお申し込みください。
  お申し込みURL:http://www.murc.jp/forum/BDC.html
  締め切り:12月2日(金)12 時までにお申し込みください。参加費無料
※定員400 名。定員に達し次第締め切ります。

【本件に関するお問い合わせ】
 三菱UFJリサーチ&コンサルティング株式会社
 政策研究事業本部(大阪) 研究開発第2部 前田滋、仲嶋翼、西田貴明、竹谷多賀子
 〒530-8213 大阪市北区梅田2丁目5番25号 ハービスOSAKA19F
 TEL 06-7637-1480 
 E-mail bio-kansai@murc.jp

【生物多様性協働フォーラム事務局】
◆ 三菱UFJリサーチ&コンサルティング株式会社
 三菱UFJフィナンシャル・グループの総合シンクタンク。東京・名古屋・大阪の3大都市を拠点に、国内外のさまざまな分野の課題に対応できる多彩な人材を配し、総合的な視点から、コンサルティング、政策研究、国際関係業務、マクロ経済分析、教育研修など幅広い事業分野において多様なサービスを展開。同社の基幹業務を担う政策研究事業本部は、国や自治体等の政策立案支援等の機能を持ち、地域に密着した企業や行政との幅広いネットワークにより、ソリューションとコンサルティングを提供している。
 U R L : http://www.murc.jp/
 創 立: 1985年10月
 資本金: 20億6千万円
 代表者: 藤井秀延 (代表取締役)
 事業所: [本 社] 東京都港区虎ノ門5丁目11番2号 オランダヒルズ森タワー
      [名古屋] 名古屋市東区葵1町目19番30号 マザックアートプラザ
  [大 阪] 大阪市北区梅田2丁目5番25号 ハービスOSAKA

◆ 兵庫県立人と自然の博物館
 愛称『ひとはく』。貴重な資料標本と優れた研究者などが核となり、生涯学習に機能的に対応できる「人と自然の共生博物館」を目指す。地域の自然・環境情報の一元管理をすすめ、それらを活用した自然・環境に関する総合的なシンクタンク活動を組織的に実践しており、行政・企業などから生物多様性に関する研究を受託するなど、地方自治体、民間企業の生物多様性活動の支援も積極的な活動を展開している。
 U R L : http://www.hitohaku.jp
 館 長: 中瀬 勲 
 所在地: 兵庫県三田市弥生が丘6丁目

◆ 特定非営利活動法人西日本自然史系博物館ネットワーク
 環瀬戸内地域(中国・四国地方)自然史系博物館ネットワーク推進協議会がNPO法人化し、西日本自然史系博物館ネットワークと改称(2004年4月27日付けで認証)。21世紀の日本における自然史系博物館が社会に果たすべき役割の重要性と潜在的可能性を再認識し、自然史系博物館を活用した市民学習の支援、自然科学の振興、自然環境管理に必要な基礎情報の収集と研究、博物館と諸機関・諸団体との広汎な連携の構築といった諸課題を推進するとともに、併せてまちづくり、国際交流及び情報化社会の発展にも寄与することを目的として設立された。
 U R L : http://www.naturemuseum.net/blog/
 理事長 : 山西良平 (大阪市立自然史博物館 元館長)
 事務所 : 大阪市東住吉区長居公園1丁目23番

◆ 地方独立行政法人大阪府立環境農林水産総合研究所
 大阪府域における環境の保全、農林水産業の振興並びに安全で豊かな食の創造を目標に、環境中の様々な物質のモニタリングをはじめ、自然環境の保全、農林水産業や食品産業に関わる調査や研究、技術開発に取り組んでいる。また、生物多様性保全に関しては、行政や教育機関、民間企業などに対する各種研修や取り組み支援を実施している。
 U R L : http://www.kannousuiken-osaka.or.jp/
 理事長 : 内山哲也
 所在地 :[本 部] 大阪府羽曳野市尺度442番
     [水生生物センター] 大阪府寝屋川市木屋元町10番4号
  [水産技術センター] 大阪府泉南郡岬町多奈川谷川 2926番15号 
【これまで開催したフォーラム】
◆第1回  2011年8月25日(木)会場:兵庫県立人と自然の博物館(兵庫県三田市)
 テーマ:企業・地方自治体をとりまく生物多様性の最新動向と事業インフラを活用した生物多様性CSRの展開
◆第2回  2011年10月17日(月)会場:大阪銀行協会(大阪市)
テーマ:企業の持続性を高める生物多様性の理解
◆第3回  2012年2月12日(日) 会場:兵庫県公館(神戸市)
 テーマ:社会の『つながり』を活かした取り組みの展開
◆第4回  2012年8月26日(日) 会場:徳島県教育会館(徳島市)
 テーマ:『農・林・海』の場における生物多様性を維持・利活用し続けるためのしくみ
◆第5回  2012年11月11日(日)会場:大阪市立自然史博物館(大阪市)
 テーマ:グリーンビジネスでつなげる『都市生活』と『生物多様性』
◆第6回  2013年1月12日(土)会場:ピアザ淡海 (滋賀県大津市)
 テーマ:共生のビジョンを広域的な視点から考える
◆第7回  2013年12月21日(土) 会場:京都劇場 (京都市)
 テーマ:いのちにぎやか、文化ゆたか。~いのちと文化の共鳴をよみがえらせる~
◆第8回  2014年12月23日(火・祝) 会場:グランフロント大阪 北館4F ナレッジシアター (大阪市)
 テーマ:ウナギの未来をつなげよう~うまいもんが結ぶ人の縁、水のつながり、生きもののくらし~
◆第9回  2015年12月23日(水・祝) 会場:大阪科学技術センター 8F大ホール(大阪市)
 テーマ:テクノロジーが切り拓く生物多様性の未来

2016/2/20 ワークショップ「学芸員お勧めの採集・観察用具と標本作り」

 NPO法人西日本自然史系博物館ネットワークと三重県総合博物館が共催で,ワークショップ「学芸員お勧めの採集・観察用具と標本作り」を開催します。
 一般的な採集・観察用具や標本作製方法の紹介だけでなく,学芸員こだわりの道具や採集方法なども紹介していただける予定です。博物館職員だけでなく,標本作りに関心のある方,標本の寄贈先を模索中の方などにも参加していただけますので,広くお声がけしていただけましたら幸いです。

---以下,転送歓迎----------------------

■ワークショップ「学芸員お勧めの採集・観察用具と標本作り」

 人類共有の財産である自然史標本をよりよい形で後世に伝えていくために,学芸員お勧めの採集・観察用具や標本の作製方法を紹介します(裏ワザやこだわりの道具の紹介もあり)。
あわせて,廃棄されそうな標本の情報を全国の博物館で共有し,積極的に博物館で受け入れていこうという「標本救済ネット」も紹介します。

【日時】2016年2月20日(土)13時~16時

【会場】三重県総合博物館 レクチャールーム(三重県津市一身田上津部田3060)

【主催】NPO法人西日本自然史系博物館ネットワーク・三重県総合博物館

【対象】博物館職員と標本作製に関心のある一般の方

【日程】
13時~    趣旨説明(倉敷市立自然史博物館・狩山俊悟)
13時05分~ ちょっとこだわったトンボの採集と標本作り(三重県総合博物館・大島康宏)
13時45分~ 植物の採集と標本作り(三重県総合博物館・森田奈菜)
14時25分~ 小型脊椎動物化石の採集と整理(三重県総合博物館・中川良平)
15時05分~ 休憩
15時15分~ 採集や標本作りに使える100均グッズ(徳島県立博物館・小川誠)
15時45分~ 標本を捨てる前に「標本救済ネット」の活用を(倉敷市立自然史博物館・狩山俊悟)

【会場へのアクセス】津駅から路線バスが利用できます。詳しくは三重県総合博物館のホームページをご覧ください。
http://www.bunka.pref.mie.lg.jp/MieMu/

【問い合わせ】狩山俊悟(倉敷市立自然史博物館)
 メール:muskari@city.kurashiki.okayama.jp
電話:086―425-6037 ファックス:086-425-6038

【備考】定員80名程度

2016/2/8 展示評価ワークショップ@三重県総合博物館

2月8日の総会に引き続き展示評価ワークショップを行います。
西日本自然史系博物館ネットワークがこれまでも橿原などで行ってきたリニューアル検証ワークショップの延長です。
今回の三重県総合博物館も2012年1月に「三重県立博物館の常設展示に関するワークショップ」として、事前の意見交換をしました。https://www.naturemuseum.net/?p=341
その後の検証ワークショップという位置づけになります。
どうぞ10:30から開催される西日本自然史系博物館ネットワーク総会とともにご参加ください。

■展示評価ワークショップ

平成26年4月に三重県総合博物館が開館しました。開館前に、自然のコーナーに関する基本展示計画について展示評価ワークショップを実施しご意見をいただきましたが、今回、完成した基本展示について展示評価ワークショップを開催することになりました。また第二部では琵琶湖博物館のリニューアル計画についてもご報告いただき、次の評価ワークショップに向けて質疑も行います。


1概要 ワークショップでは
①展示計画を具現化した完成形が計画段階の展示意図・メッセージを伝えている
かを検証
②現状の機能・効果をより向上させるために、追加・修正すべき点と方法の検討
を行います。

2 日時 平成28年2月8日(月曜日)12時00分から15時30分まで
3 日程 12時00分 昼休み中、基本展示室を自由見学
13時00分 前回のワークショップの指摘のふり返り
13時20分 その後の対応と展示計画の具現化について説明
13時40分 各4つの展示コーナーに分かれてグループ討議仕方を説明
①大杉谷の自然
②鈴鹿山脈の自然
③伊勢湾の自然
④盆地のくらし
※前回は「熊野灘の自然」のコーナーも検討しました
が、対応する職員が用意できませんので今回は検討ができません。
13時50分 検証しながら展示を見学
14時10分 グループ討議
14時40分 全体討議
15時30分 第二部 琵琶湖博物館リニューアル計画について
報告 新琵琶湖博物館創造室 室長 藤村俊樹氏
16時15分質疑応答

17時頃終了予定

4 主催 三重県総合博物館・西日本自然史系博物館ネットワーク

5 会場 三重県総合博物館
http://www.bunka.pref.mie.lg.jp/MieMu/

6 申込 波戸岡清峰 hatooka@mus-nh.city.osaka.jp
総会の参加・不参加 、情報交換会(津駅近く終了後18時-20時の予定)の参
加・不参加とともにお知らせください。
情報交換会当日キャンセルは厳にお慎みください。

7 注意点
●当日 三重県総合博物館は当日休館日になります そのため、時間を決めて正面入口を開けます。
総会参加の方は 10:00-10:30、ワークショップのみ参加の方は12:30-13:00に三重県総合博物館正面入口へお越しください。
どうしても他の時間になるという方は申込時にお知らせください。

●休館日ということもあり近隣で昼食を食べられません。午前から参加される方は必ず昼食・飲み物をお持ちください。

問い合わせ 
大阪市立自然史博物館 佐久間大輔
三重県総合博物館   北村淳一

2016/01/25 第26回自然史標本情報の発信に関する研究会@人と自然の博物館のご案内

西日本自然史系博物館ネットワークの皆様
 国立科学博物館との共催による研究会のご案内です。今回は登録した情報を活用するための統計パッケージ「R」を用いた講座となっています。

 当研究会では、国立科学博物館を中心として、全国の地方博物館のネットワークによって運営している「サイエンスミュージアムネット」における、自然史標本検索システムの充実と GBIF (Global Biodiversity Information Facility)への情報発信、自然史標本情報を利用した研究の新たな展開を目的とした会合を開いております。
 今回は、自然史標本のデータベースを学術研究に活用するための統計技術に関する講習会を行います。無料の統計ソフト「R」を用いて、各自のパソコンにて実習を行います。最近では、多量の情報を扱っ た研究では、統計的な処理や分かりやすいグラフのまとめ方が求められます。しかし、市販の統計ソフトを購入するとなると費用が発生するほか、生物学分野に特化した技法が含まれていません。フリーウェアーの統計ソフト「R」を用いれば、無償で基本統計から、多変量解析や各種回帰分析、グラフ作成など多様な統計方法を利用できるほか、最新の統計方法も容易に適用することができます。今回の実習では、自然史分野に関するデータを使って、基本的な使い方について説明し、いくつかの応用事例について演習します。
 対象は、全国の博物館学芸員および博物館とともに活動するボランティアスタッフ、学芸員をめざす学生を対象としています。今回の講座は、おもに初心者の方を対象として、実習と実践テクニックを中心として解説いたします。難解な統計用語や数式はなるべく使わないようにします。
 皆様お誘いあわせの上、ご参加くださるようお願いいたします。

【主催】 国立科学博物館、NPO法人西日本自然史系博物館ネットワーク

【日時】 2016年1月25日(月)13時00分~17時00分

【場所】 兵庫県立人と自然の博物館(〒669-1546 兵庫県三田市弥生が丘6丁目)

http://www.hitohaku.jp/

【内容詳細】 別紙1参照

【申込み】国立科学博物館 植物研究部 安田敦子宛(noffice1@kahaku.go.jp
電話:029-853-8973 FAX.:029-853-8401
参加申込用紙(リンク先3p目)にご記入の上、電子メールまたはFAXにてお申し込みください。
2016年1月18日(月)〆切
【備考】 定員50名を予定。多数の場合、博物館関係者の優先および抽選とさせていただきます。

【持参するもの】ノートパソコン(Windowsが好ましい,エクセルが入っていること)、各自でPCの充電を事前にしっかりとしていただき、WIFI接続できる状況で参加いただけるとありがたいです。
事前に統計ソフト「R」をインストールしておくことを推奨します。
※PCを持参できない場合にはレンタルいたしますので、申込みフォームにご記入ください。

2015/12/23 「第9回生物多様性協働フォーラム テクノロジーが切り拓く生物多様性の未来」@大阪科学技術センター

西日本自然史系博物館ネットワークは、三菱UFJリサーチ&コンサルティング株式会社、兵庫県立人と自然の博物館とともに、以下のフォーラムを開催いたします。
ご参加、興味をお持ちの方への周知をお願いいたします。

  「第9回生物多様性協働フォーラム
      テクノロジーが切り拓く生物多様性の未来」

【テーマ】 テクノロジーが切り拓く生物多様性の未来
 日    時: 2015年12月23日(祝) 13:30〜17:00 (開場13:00)
 会   場: 大阪科学技術センター 8F大ホール (大阪市西区靭本町1−8−4)
 参 加 費: 無 料
 参加者規模: 250名

【プログラム】 (敬称略)
 1.開会あいさつ 13:30〜
  山西 良平(特定非営利活動法人西日本自然史系博物館ネットワーク 理事長)

 2.話題提供   13:45〜
  「獣害管理を支える多様な技術 〜捕獲から資源化まで」
   横山 真弓(兵庫県立大学自然・環境科学研究所 教授/兵庫県森林動物研究センター研究部長)
  「植物由来の凝集剤が水質汚濁を防ぐ 〜でんぷん等を分離する技術」
   福井 佳和(八紀産業株式会社 研究室 室長)
  「自然資本へのリターンを実現する技術開発」
   三浦 仁美(積水化学工業株式会社 CSR推進部 環境経営グループ 担当部長)
 
 3.パネルディスカッション 15:15〜 <約90分>
  生物多様性保全の現場には様々な技術のニーズがあることを取り上げつつ、一方で、異業種に眠っている多様な技術がまだ十分に保全の現場と結びついていない点をどう乗り越えるか、といった問題提起を行い、様々な角度から議論を深めます。
  ◆ コーディネーター 
   三橋 弘宗(兵庫県立大学 講師/兵庫県立人と自然の博物館 主任研究員)
  ◆ パネリスト   
   池辺 靖(日本科学未来館 科学コミュニケーション専門主任)
   弓場 雄一(三菱UFJリサーチ&コンサルティング株式会社 コンサルティング・国際事業本部 大阪本部革新支援部 チーフコンサルタント)
   横山 真弓(兵庫県立大学 自然・環境科学研究所 教授/兵庫県森林動物研究センター 研究部長)
   福井 佳和(八紀産業株式会社 研究室 室長)
   三浦 仁美(積水化学工業株式会社 CSR推進部 環境経営グループ 担当部長)

 4.閉会あいさつ 16:45〜
    藤井 秀延(三菱UFJリサーチ&コンサルティング株式会社 取締役社長)

【開催主体】
  主    催:生物多様性協働フォーラム事務局(三菱UFJリサーチ&コンサルティング株式会社、兵庫県立人と自然の博物館、特定非営利活動法人西日本自然史系博物館ネットワーク)
  協 力:国際自然保護連合日本委員会(IUCN-J)、地球環境関西フォーラム、
         生物多様性かんさい、生物多様性わかものネットワーク、
         一般財団法人大阪科学技術センター
  後    援:公益社団法人関西経済連合会、関西広域連合、大阪府、
         地方独立行政法人大阪府立環境農林水産総合研究所

イベントフライヤーをPDFファイルでダウンロード

【お申し込み方法】
  以下のwebサイトのお申し込み専用ページよりお申し込みください。

   http://www.murc.jp/forum/BDC.html

  ※自社・団体の生物多様性に関する取り組みを紹介したパンフレット等を会場スペースで展示・配布していただけます。チラシ配架をご希望の方は12月15日(火)までにお申し込みください(先着順)。

【本件に関するお問い合わせ】
  三菱UFJリサーチ&コンサルティング(株) 政策研究事業本部(大阪) 研究開発第2部
   前田 滋、西田貴明、田路理子、竹谷多賀子
   〒530-8213 大阪市北区梅田2-5-25 ハービスOSAKA19F
   TEL 06-7637-1480   E-mail bio-kansai@murc.jp

2015/10/25 兵庫県立人と自然の博物館 公開講座「自然史標本を魅せる多様なアプローチ」のご案内

兵庫県立人と自然の博物館から以下のイベントの案内がありましたので掲載させていただきます。

自然史標本の活用に関心のある皆様方へ

公開講座「自然史標本を魅せる多様なアプローチ」のご案内
   
当館の企画展に関連した講座として、「自然史標本を魅せる多様なアプローチ」を開催いたします。
開催中の「学んで魅せる標本展」も併せてご覧いただければと思います。参加申し込み不要で無料(入館料は要ります)ですので、どなたでもご参加いただけます。この分野で特筆した技術をお持ちの皆様がご参加されます。
プラスティネーションや樹脂封入標本に関心のある方、自作したい方には、良い機会になるかと思います。


この講座では、自然史標本との接し方には、色々なスタイルが存在し、研究者だけでなく色々な人が関われることを知って頂ければと考えています。標本と言えば、昆虫をピンで刺して並べたもの、植物を台紙に貼ったものなどを想像しがちですが、それだけではありません。樹脂に封入する方法や動物の骨格標本、クラゲのゼリー標本など色んな方法があります。種類だけでなく、関わり方や活用の目的も多様。身近な自然素材を活かした素敵な雑貨、小さな微生物をモチーフにしたアート作品、高校の生物部や市民団体が取り組む標本づくりなど、発想しだいで自由な世界をつくりあがることができます。
このセミナーでは、そんな自由な世界を楽しんで頂ければと考えていますので、みなさま気兼ねなくご参加くださればと思います。当日は、さまざまな生きものグッズも登場します。  

 →転送歓迎です!!

日時: 2015年10月25日(日) 13時30分~16時30分
場所: 兵庫県立人と自然の博物館 大セミナー室
    (入館料のみ必要です: 受講料・申込みは不要です)


【 内 容 】
  1)自然史標本の多様性 ~作り方と関わり方~  三橋弘宗(兵庫県立人と自然の博物館)
    教育や展示用に使える標本づくりの様々な技術とメリット・デメリットを紹介します。
  
  2)高校生がつくるキノコ標本と展示  河合祐介(兵庫県立御影高等学校)
    600種類におよぶ樹脂含浸によるキノコ標本を作成して、きのこ展を
    開催している    御影高校きのこ部の活動を担当顧問の先生から、
    取り組みと活動の背景を説明していただきます。
        
  3)えぞホネ団Sapporoがつくる愉快な標本たち  工藤智美(えぞホネ団Sapporo・団長)
    札幌を中心に動物の骨格標本やプラスティネーションなどを作品を作られている市民団体。
    動物の骨格標本や、変わりダネとしては透明標本のプラスティネーションが登場?!
  
  4)自然の造形美を伝える、根付かせる    吉村紘一(ウサギノネドコ)
    ウニや花や実の封入標本を展示販売している京都のミセ・ヤド・カフェ。
    自然の造形美を伝える新たなアプローチを紹介くださります。
  
  5)小さな生き物を巨大化するアート  宇野君平(成安造形大学)
    プランクトンなどの小さな生き物を大きく魅せる鉄鋼を用いたアートの技法について
    説明いただきます。
 
  会場を交えてのよもやま討論会 
    コーディネーター  西澤真樹子(なにわホネホネ団・大阪自然史センター)
   
   
   
   
   
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