カテゴリー
標本救済ネット

自然史系ミュージアム・コレクションの被災関連情報登録フォーム

令和3年7月3日から各地で豪雨に伴う氾濫や土砂災害が発生しています。
西日本自然史系博物館ネットワークでは、文化遺産防災ネットワークの一員として、ミュージアムや関連コレクションの被災情報の把握に努めています。
ご自身の関連する自然史系ミュージアムや関連コレクションに関する被害情報などがありましたら、以下のフォームからお寄せください。
なお、頂いた情報のうち、非公開のものは特に事務局で慎重に取り扱わせていただきます。連絡先情報などは本件連絡以外には用いません。
Google form自然史系博物館被災情報

なお、このフォームは今後継続的な情報収集の窓口として使います。

2021年07月04日 22:01

カテゴリー
標本救済ネット

令和二年豪雨災害に関連して

令和二年7月に九州・東海など各地で豪雨被害にあわれた皆様にお見舞い申し上げます。
現在も強い雨が続いており、引き続き警戒が必要な状況ですが、自然史資料の水損などを心配しております。
文化財保全ネットワークでは、水損資料への対応マニュアル・ビデオなどを公開していますが、多岐にわたる自然史資料の対処については、専門分野の関係者が欠かせません。
https://www.youtube.com/watch?list=PLv6bRLdy_eEgOisPSk5hIKN-fgmmaa_j_&v;=Gkk459YgA8U

西日本自然史系博物館ネットワークとしても、必要なご相談に対応させていただきます。
お手近の自然史博物館関係者にご相談が難しい場合は事務局までお問い合わせください。

問い合わせ
大阪市立自然史博物館
佐久間大輔 06-6697-6221 sakuma”at”mus-nh.city.osaka.jp
naturemuseumnet@gmail.com

カテゴリー
標本救済ネット

西日本自然史系博物館ネットワーク 標本救済ネット設置要項

(目的)
第1条 標本の所有者が博物館や大学などの標本庫に標本を寄贈する意志を持ちながら,受け入れ先を見つけられないことによって有用な標本が廃棄されたり,散逸したりすることのないよう,受け入れ施設についての情報を提供し,また受け入れ施設を探す窓口を設置し,人類共有の財産である自然史標本を後世に残していくことを目的とする。

(名称)
第2条 この組織は,西日本自然史系博物館ネットワーク 標本救済ネット(以下「標本救済ネット」という。)という。

(構成)
第3条 標本救済ネットは,第1条の目的に賛同する西日本自然史系博物館ネットワーク構成員および博物館,大学等,標本庫を所有する組織,団体,その他をもって構成する。

(活動)
第4条 標本救済ネットは,第1条の目的を達成するため,次の活動を行う。
 (1) 西日本に限らず全国の行き場の見つかっていない標本の受け入れ先探し
 (2) 受け入れされやすい標本作りの技術講習や標本授受に関する手続きや各種様式の例示などの環境整備
 (3) 関係学会等との連携
 (4) その他必要な活動

(組織)
第5条 標本救済ネットに,自然史に関する各分野のケースワーカー若干名を置く。
 (1) 標本救済ネットに,運営全般とホームページやメーリングリストの管理を行う事務局を置く。
 (2) ケースワーカーは西日本自然史系博物館ネットワーク理事長が任命する。
 (3) ケースワーカーならびに事務局員の任期は,西日本自然史系博物館ネットワーク理事の例に準ずる。

(その他)
第6条 この要項に定めるもののほか,必要な事項については西日本自然史系博物館ネットワーク理事会と標本救済ネット事務局,ケースワーカーが協議して定める。

  附則
 この要項は,平成23年2月6日から施行する。

カテゴリー
標本救済ネット

これまでの活動

これまでの活動内容は以下のとおりです

第1回標本救済ネット(仮称)ワークショップの記録
https://www.naturemuseum.net/?p=611

2008/6/5 第2回 標本救済ネット(仮称)ワークショップのご案内
https://www.naturemuseum.net/?p=614

2010/7/12 第3回標本救済ネット 研究会
https://www.naturemuseum.net/?p=657

本件とは趣旨が異なりますが、東日本大震災関連の標本救済活動は以下にまとめられています

東日本大震災と自然史系博物館 被災自然史標本の修復技法と博物館救援体制を考える研究集会
https://www.naturemuseum.net/?p=731

同集会への出展ポスター一覧
https://www.naturemuseum.net/?p=734

震災に関連した各博物館の報告、展示など
https://www.naturemuseum.net/?p=499

カテゴリー
標本救済ネット

標本の受入施設の方へ

 「標本救済ネット」の趣旨にご賛同いただける場合は事務局までご連絡(nhcw-admin@mus-nh.city.osaka.jp)をお願いいたします。
 「標本救済ネット」専用のメーリングリストに登録させていただきます。
 なお,標本を将来にわたって安全に保管するという観点から,このメーリングリストに登録できるのは,標本庫を所有する西日本自然史系博物館ネットワーク構成員および博物館,大学等の組織,団体,その他関係機関に限定させていただきます。
 また,自施設では受け入れ困難な標本の寄贈申し出がありました場合は,「標本救済ネット」をご紹介くださいますよう,お願いいたします。

カテゴリー
標本救済ネット

標本の寄贈をお考えの方へ

1.お近くの博物館にご相談ください。
 地元の博物館に喜んで受け入れられることがあります。
 全国科学博物館協議会の加盟館はこちら(リンク:https://jcsm.jp/list/membership/)で調べられます。
 自然史系博物館に所属する研究員,学芸員の専門分野はこちら(リンク:http://science-net.kahaku.go.jp/)で調べられます。

2.標本の寄贈先が見つからない場合は「標本救済ネット」事務局にご連絡ください。
 あわせて寄贈標本の内容がわかるように調書や写真をご準備ください。
 調書の様式はこちら(リンク:nhcw_sheet.pdf(45KB)ファイルをダウンロード)。
 調書の記入例はこちら(リンク:nhcw_example.pdf(63KB)ファイルをダウンロード)。
 事務局の連絡先はこちら(リンク:標本救済ネットワーク nhcw-admin@mus-nh.city.osaka.jp 西日本ネットワーク naturemuseumnet@gmail.com )。

3.お送りいただいた調書や写真をもとに,自然史系博物館で扱える事案かどうかを事務局で相談させていただきます。

4.自然史系博物館で扱える事案と決まれば,専属のケースワーカーがお世話をさせていただきます。
 受入施設が決まるまでに2か月ほどかかる可能性がありますが,ご了承くださいますよう,お願い申し上げます。

5.全国の博物館や大学などと連絡を取り合いますが,受け入れ先が見つからないこともありますことを,お含みおきくださいますよう,お願い申し上げます。

カテゴリー
標本救済ネット

「標本救済ネット」について

 自然史標本は,人類共有の財産として後世に残していくべき貴重な資料です。
標本の所有者が博物館や大学などの標本庫に標本を寄贈する意志を持ちながら,受け入れ先を見つけられないことによって有用な標本が廃棄されたり,散逸したりすることのないようにしなければなりません。
 「標本救済ネット」は,受け入れ施設についての情報を提供し,また受け入れ施設を探す窓口を設置します。
 このことによって,寄贈標本についての情報を一元化し,受け入れ可能施設の探索を容易にして,有用な標本の消失や散逸を防ぎます。