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2015/10/25 兵庫県立人と自然の博物館 公開講座「自然史標本を魅せる多様なアプローチ」のご案内

兵庫県立人と自然の博物館から以下のイベントの案内がありましたので掲載させていただきます。

自然史標本の活用に関心のある皆様方へ

公開講座「自然史標本を魅せる多様なアプローチ」のご案内
   
当館の企画展に関連した講座として、「自然史標本を魅せる多様なアプローチ」を開催いたします。
開催中の「学んで魅せる標本展」も併せてご覧いただければと思います。参加申し込み不要で無料(入館料は要ります)ですので、どなたでもご参加いただけます。この分野で特筆した技術をお持ちの皆様がご参加されます。
プラスティネーションや樹脂封入標本に関心のある方、自作したい方には、良い機会になるかと思います。


この講座では、自然史標本との接し方には、色々なスタイルが存在し、研究者だけでなく色々な人が関われることを知って頂ければと考えています。標本と言えば、昆虫をピンで刺して並べたもの、植物を台紙に貼ったものなどを想像しがちですが、それだけではありません。樹脂に封入する方法や動物の骨格標本、クラゲのゼリー標本など色んな方法があります。種類だけでなく、関わり方や活用の目的も多様。身近な自然素材を活かした素敵な雑貨、小さな微生物をモチーフにしたアート作品、高校の生物部や市民団体が取り組む標本づくりなど、発想しだいで自由な世界をつくりあがることができます。
このセミナーでは、そんな自由な世界を楽しんで頂ければと考えていますので、みなさま気兼ねなくご参加くださればと思います。当日は、さまざまな生きものグッズも登場します。  

 →転送歓迎です!!

日時: 2015年10月25日(日) 13時30分~16時30分
場所: 兵庫県立人と自然の博物館 大セミナー室
    (入館料のみ必要です: 受講料・申込みは不要です)


【 内 容 】
  1)自然史標本の多様性 ~作り方と関わり方~  三橋弘宗(兵庫県立人と自然の博物館)
    教育や展示用に使える標本づくりの様々な技術とメリット・デメリットを紹介します。
  
  2)高校生がつくるキノコ標本と展示  河合祐介(兵庫県立御影高等学校)
    600種類におよぶ樹脂含浸によるキノコ標本を作成して、きのこ展を
    開催している    御影高校きのこ部の活動を担当顧問の先生から、
    取り組みと活動の背景を説明していただきます。
        
  3)えぞホネ団Sapporoがつくる愉快な標本たち  工藤智美(えぞホネ団Sapporo・団長)
    札幌を中心に動物の骨格標本やプラスティネーションなどを作品を作られている市民団体。
    動物の骨格標本や、変わりダネとしては透明標本のプラスティネーションが登場?!
  
  4)自然の造形美を伝える、根付かせる    吉村紘一(ウサギノネドコ)
    ウニや花や実の封入標本を展示販売している京都のミセ・ヤド・カフェ。
    自然の造形美を伝える新たなアプローチを紹介くださります。
  
  5)小さな生き物を巨大化するアート  宇野君平(成安造形大学)
    プランクトンなどの小さな生き物を大きく魅せる鉄鋼を用いたアートの技法について
    説明いただきます。
 
  会場を交えてのよもやま討論会 
    コーディネーター  西澤真樹子(なにわホネホネ団・大阪自然史センター)
   
   
   
   
   
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2015/11/6「博物館教育の担い手を考える ~多様な人材との協働の視点から~」

西日本自然史系博物館ネットワークでは、全日本博物館学会の主催する以下のシンポジウムを共催いたします。
興味をお持ちの方の参加をお待ちしています。

2015年度 全日本博物館学会 第4回研究会
2015年度 第2回博物館教育研究会 

「博物館教育の担い手を考える
~多様な人材との協働の視点から~」

日 時
 2015年11月6日(金)13:00~17:00

趣 旨
 日本の博物館では、博物館教育の責務を担う専門の教育を受けたエデュケーターという専門職がまだ少ない、職種として確立していないという現実があります。「資料収集・保管、調査・研究、展示」と並ぶ「教育普及」という博物館の基本的機能のひとつをどのように具現化し、質の高い博物館教育の実践を継続的に行っていくかということが課題となっています。
 これまで、学芸員のみが担うことが多かった博物館教育ですが、近年、それぞれの博物館の学芸員を中心に、友の会会員、ボランティア、館外のNPOなどの団体、技術や経験をもつ個人など多様な人材が関わり、実施されるようになってきています。
本研究会では、これらの多様な人材をお招きし、学芸員とどのように協働し博物館教育を実現しているのかを伺います。さらに、よりよい博物館教育の実現のために、多様な人材が関わるからこそのメリット、課題、共有すべきことなどについてディスカッションします。

場 所   
 大阪市立自然史博物館 集会室 

 (〒546-0034 大阪市東住吉区長居公園1-23)

主催:全日本博物館学会

 共催:大阪市立自然史博物館、
     特定非営利活動法人西日本自然史系博物館ネットワーク

スケジュール
(変更することがありますのでご了承ください。)

総合司会:黒岩啓子 (Learning Innovation Network代表、全日本博物館学会役員)

12:45-13:00  開場・受付

13:00-13:05  開会の挨拶 小笠原喜康 (日本大学文理学部教授)

13:05-13:20 発表1 黒岩啓子
              (Learning Innovation Network代表、全日本博物館学会役員)

13:20-13:50 発表2 渡辺克典 (きしわだ自然資料館友の会ボランティア)
平田慎一郎 (きしわだ自然資料館学芸員)

13:50-14:20 発表3 山中亜希子 
              (認定特定非営利活動法人大阪自然史センター教育スタッフ)
横川昌史 (大阪市立自然史博物館学芸員)

14:20-14:40 発表4 高尾戸美 (合同会社マーブルワークショップ代表)

14:40-14:55 休憩

14:55-16:40 パネルディスカッション
コーディネーター:佐久間大輔 (大阪市立自然史博物館学芸員)

16:40-16:55 まとめ 並木美砂子 (帝京科学大学教授、全日本博物館学会役員)

16:55-17:00 閉会の挨拶 五月女草子 
         (認定特定非営利活動法人大阪自然史センター教育スタッフ)


企画担当:五月女草子・黒岩啓子

※閉会後に近隣で懇親会を予定しております(場所・長居駅周辺、予算未定)

ご来場に関して
研究会のみに参加をする方は「博物館事務所入口」(博物館南側)よりご来場ください。

展示をご覧になる方は、開会前に一般入場口(植物園正門、または情報センター口)よりチケット購入(大人300円)の上、本館常設展をご見学ください。会場へは研究会参加とお申し出の上ミュージアムサービスセンターより集会室へお進みください。

なお研究会終了後の展示観覧はできません。

交通アクセスは下記リンクにてご確認ください。
http://www.mus-nh.city.osaka.jp/
http://www.mus-nh.city.osaka.jp/1attention/parkmap.html

参加費  無料
定 員  35名(申し込み先着順、学会員以外でも参加可能)
お申し込み先
メールで「件名」を「11月6日研究会参加申し込み」として、①お名前 ②ご所属 ③電話番号 ④メールアドレス ⑤懇親会への参加希望の有無を明記のうえ、下記メールアドレス黒岩啓子までお送りください。

メールアドレス:kuroiwa523★gmail.com(「★を@マークに置き換えて送信ください)
締切日 10月20日(火)(参加者確定のため期日までにお申し込みください)
その他  ご所属の博物館や団体等のパンフレット・リーフレットを共有されたい方は、受付の際にお持ちください。
 なお、部数は40部ほどご用意ください。

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2015/11/1 大台ヶ原・大峯山ユネスコエコパークシンポジウム 『持続可能な未来に向けて、森の恵み・森と人との関わりを考える~』

大台ヶ原・大峯山ユネスコエコパークシンポジウム
『持続可能な未来に向けて、森の恵み・森と人との関わりを考える~』

【開催概要】
ユネスコエコパーク(生物圏保存地域)は、生態系や生物多様性を保全し、自然に学ぶとともに、文化的にも経済・社会的にも持続可能な発展を目指す地域として、近年日本国内でも登録が進められ、注目を集めています。
大台ヶ原・大峯山ユネスコエコパークは、国内有数の多雨地帯で貴重な植生を有し、古くからの森と人との関わりがあることなどから、1980年に登録を受けたが、現在登録範囲の拡張に向けて再申請の手続きを進めており、国内推薦が決定したところです。
この機会に、ユネスコエコパークとは何かを知り、人と自然のつながりを推進する取り組みや団体を紹介し交流を図ることで、ユネスコエコパークの取組みによる地域の未来について考えます。
【開催日時】
2015年11月1日(日) 13:00~16:30
(開場・展示ブースの見学12:00~、交流会17:30~)
【開催場所】
橿原市商工経済会館 7階
【内容】
1.基調講演:「ユネスコエコパークとは~人と自然の共生~」
 松井淳(奈良教育大学教授・MAB計画委員会委員)
2.事例報告
「吉野林業のこれまでとこれから」 谷茂則(谷林業株式会社) 
「自然配植技術による森林再生」 岡本宏之(宮川森林組合)
「吉野川源流・水源地の森と源流学の森づくり」 木村全邦(森と水の源流館・源流人会)
「虫いっぱいの里山づくりの意義」 宮武頼夫(虫いっぱいの里山づくり)
3.パネルディスカッション「ユネスコエコパークで描く未来」
【主催・協力・後援】
主催:大台ヶ原・大峯山ユネスコエコパーク保全活用推進協議会
共催:国土交通省国土政策局地方振興課半島振興室
協力:森と水の源流館・橿原市昆虫館
後援(予定):環境省近畿地方環境事務所、奈良県、三重県、奈良教育大学
【申込方法】
申し込みは氏名、所属、連絡先、交流会の出欠についてご記入の上、FAX06-6537-1850またはEmail(info@om-epl.co.jp)、WEB(http://goo.gl/forms/ZLVT7McqXv)でお申込みください。
【お問い合わせ】
有限会社OM環境計画研究所(大森・武内) 06-6881-8229