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イベント情報など 技術研修

フォトグラメトリー技術の研究開発ワークショップ

2月25日(土)の午後13時30分より、兵庫県立人と自然の博物館にて、フォトグラメトリーの技術講習会を開催いたします。 こちらは、博物館学芸員の方との共創方式で、経験者を集めての会合を予定していましたが、関心のある方も多いので、あらためて、広く募集させて頂きます。 フォトグラメトリーの技術は、標本写真をあらゆる角度から数百枚を撮影し、それらを画像処理ソフトで合成することで、立体に再現する技術となります。今回の講座では、国内でもっとも経験豊富な九州オープンユニバーシティーの鹿野さんをお招きして、実演を兼ねて、紹介頂きます。一般的な撮影技法と普及啓発での利用、公開プラットフォームの利用についてご説明頂きます。この技術ワークショップの成果をもとに、公開可能なテクニック部分について、簡単なマニュアル化を予定しています。

なお、令和4年度文化庁Innovate MUSEUM事業「自然史デジタルミュージアム推進事業」(ネットワークの形成による広域等課題対応支援事業)の支援を受けて実施いたします

日時:2023年2月25日(土)13時30分~17時00分

定員 15名+アルファー

場所:兵庫県立人と自然の博物館 新収蔵庫棟コレクショナリウム ワークルーム

*この日の午前中は、JMMA(ミュージアムマネジメント学会)の研究会があり、博物館関係者の方が多数来られます。 定員をしぼっておりますので、参加希望される方は、前日までに三橋まで(hiromune@hitohaku.jp)ご連絡ください。

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技術研修

発達障害基礎研修3【博物館に関わる人たちのアンガーマネジメント入門】@zoom 2022/8/18

表記の研修への協力依頼を西日本自然史系博物館ネットワークとしていただきました。
皆さんにご案内させていただきます

内容:博物館で活動していて、ちょっとムッとしてしまったり、怒りを感じてしまう瞬間はありませんか。
人からぶつけられる怒り、自分の中に沸き起こる怒りなど、この困惑する感情にどう向き合えばいいのでしょうか。
自分自身の心や怒りの構造を知ることは、コミュニケーションにちょっと工夫が必要な
「発達障がい」をもつ来館者への対応を少しだけ楽にしてくれるかもしれません。
関心のあるみなさまのご参加をお待ちしています。
対象:発達障がいのある利用者への対応に関心のある博物館職員、窓口スタッフ、ボランティアなどどなたでも
目的:優しさや使命感だけで頑張りすぎない人になること。
自分自身の心や怒りの構造を知り、折れない支援者になること。
日時:2022年8月18日(木)19:00−21:00
講師:渥美正彦先生(精神科医・睡眠専門医、上島医院院長)
上島医院ウェブサイト http://ueshima-iin.com/about/staff/
参加方法:ZOOMおよびyoutubeによる後日配信
申し込み:要(申し込みフォームから入力)https://forms.gle/Ts46XczQDPe6Gz6r7
募集人数:50名程度
テキスト:なし(研修の配布用スライドを申込者に送付します)
主催:てこぽこさんとはくぶつかん https://www.facebook.com/tekopoko
協力:西日本自然史系博物館ネットワーク http://www.naturemuseum.net/blog/
後援:大阪市立自然史博物館 http://www.mus-nh.city.osaka.jp/
お問い合わせ: museum.tsunagu@gmail.com (竹村・西澤)

本事業はドコモ市民活動助成を受けて実施します

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技術研修

2022/06/25 博学連携ワークショップ2022 ~博物館×学校×学習指導要領~@大阪市立自然史博物館

博物館と学校連携については、これまでもさまざまな連携事例が報告されてきましたが、さらに連携の質を高めていくためには、学校と博物館双方のさらなる理解が必要です。学校と博物館の理解を深めるために、1回だけの企画でなく、継続的に意見交換を行い、博学連携について考える場として「博学連携ワークショップ」を実施します。博学連携ワークショップはこれから1年間に数回実施します。
ワークショップのテーマは、「学習指導要領」の重要な視点である「新しい時代に必要となる資質・能力の育成」「社会に開かれた教育課程」「主体的・対話的で深い学び」の実現です。これを実現するための博物館と学校が協働で実践できる教育とは、どんなものでしょう。さまざまな事実や観察から「問い」を見つけ、その解を見つけるために、研究方法を考え、実際に調査・研究する学芸員の活動は、もしかしたら、学習指導要領の重要な視点につながるかもしれません。ワークショップを通して、博学連携について、一緒に考えてみませんか。初回は、2022年6月25日(土)に開催します。

博学連携ワークショップ2022 第1回
・開催日時 2022年6月25日(土)13:00~16:15

・会  場 大阪市立自然史博物館
〒546-0034 大阪市東住吉区長居公園1-23
(最寄駅)Osaka Metro御堂筋線「長居」駅下車3号出口・東へ800m
JR阪和線「長居」駅下車東出口・東へ1000m

・参加対象 学校教育関係者および博物館関係者

・定員 30名 ※申し込み多数の場合は、抽選となります。

・参加費 無料

・申込 6月17日(金)までに、申込みが必要です。学校名や博物館名等所属・名前を書いて電子メール(tm@mus-nh.city.osaka.jp)でお申込みください。大阪市立自然史博物館ホームページのイベントページからもお申込みできます。

・申込先・問合先
大阪市立自然史博物館 学校と博物館連携担当 
・電話 06-6697-6221 メール tm@mus-nh.city.osaka.jp

・プログラム
13:00~13:10 博学連携ワークショップの趣旨説明など

13:10~14:00 博物館と学習指導要領に関する講演
「連携する意義と学習指導要領」
美濃加茂市民ミュージアム 館長 可児光生氏

14:10~14:50 対話型鑑賞に関する講演
「?→! ~ サイエンスとアートの境界 ~ 」
15:00~15:50 大阪市立自然史博物館の資料を使って対話型鑑賞の体験
京都芸術大学アート・コミュニケーション研究センター 研究員
春日美由紀氏

15:50~16:15 振り返り・意見交換など

※対話型鑑賞とは・・・「みる・考える・話す・聴く」の4つを基本に、鑑賞者同士のコミュニケーションを通して、美術作品を読み解いていく鑑賞方法。学校現場では、美術にとどまらず、さまざまな教科で対話型鑑賞による実践が広がってきています。

・主催 大阪市立自然史博物館、特定非営利活動法人 西日本自然史系博物館ネットワーク

・そのほか :新型コロナウイルス感染拡大状況により、Zoomを利用したオンラインでの開催となる場合があります。

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「博学連携ワークショップ2022」2回目以降の内容と日程予定
※テーマや回数は変更する場合があります。
※すべてのワークショップへの参加は必須ではありませんが、できれば複数回参加いただきたいです。

■第2回
2022年8月3日(水)終日 教員のための博物館の日
テーマ:博物館での「問い」の見つけ方 講演と実践ワークショップ
(博物館のワークシートについての講演と「博物館で問いを考える」ワークショップ)
※教員のための博物館の日の一つのプログラムとして実施します。

■第3回~第5回
日程未定
テーマ:学芸員の仕事を伝える展示キット「ジュニア学芸員になる方法(仮称)」を作る。(数回実施 学芸員の仕事を知り、それを伝える展示キットの企画、評価など)
10月 第3回 学芸員へのお仕事インタビューとポスター作りワークショップ
1月 第4回 展示キット「ジュニア学芸員になる方法」
※企画検討・途中段階の評価など、博学連携ワークショップでの進め方は検討中です。
3月 第5回 展示キットのお披露目とシンポジウム

※「博学連携ワークショップ2022」は、JSPS科研費JP19K01151(研究課題名「新学習指導要領が目指す学びの実現を学校との協働で実践する博物館教育の研究」)を受けて実施します。

プレスリリースPDFファイルをダウンロード

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2021/11/21 なにわホネホネ団Presents 安全衛生講習会@オンライン

西日本ネットワークでは、日比自然史基金助成事業の一環として行われる以下の講習会を公演します。興味のある方はどうぞご参加ください。

【標本作製の安全衛生講習会@オンライン】

2021年11月21日(日) 午後7時から8時15分まで
参加方法:
ZOOMによるオンライン参加 または YouTubeによる試聴(12月31日まで)
申込方法:申込フォーム https://forms.gle/AQWMpJwNnHMq4Nt2A から入力、または
メールで museum.tsunagu@gmail.com 担当:西澤・竹村まで
講 師:高見 一利さん(豊橋総合動植物公園動植物園長・獣医師)
内 容:『安全に標本作りを進めるために』
日々行われている博物館の標本作り。学芸員だけでなく、アルバイトや市民ボランティアが
動物の皮を剥き、骨の標本をつくる機会も増えてきました。中には初心者、環境の整え方、情報の伝え方に配慮が必要な子どもや高齢者、発達障害者など、多様な参加者があり得ます。標本作業に、こうした様々な人々を受け入れることは可能なのでしょうか。
本講習会では、より広い参加者を受け入れるための工夫をするとき、排除しなければならない危険な要素は何か、どのような方法がありえるかを考えるために、改めて基本に立ち返るため、人畜共通感染症の専門家からお話を伺います。個人から団体まで、多くの人々と標本作りを進めたいと考える全ての人の参加を歓迎します。

・博物館と標本作製に関わるボランティアについて
・どのようなリスクがある?-感染症の基礎知識-
・最近の気になる話題-豚熱、エキノコックス、鳥インフルエンザ- 等


主催:なにわホネホネ団 後援:西日本自然史系博物館ネットワーク
※日比自然史基金の助成を受けて実施します。

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2021/9/6 水損資料レスキュー講習会@大東歴史民俗資料館を開催します!



西日本自然史系博物館ネットワークは、日比自然史基金助成事業として以下の講習会を支援しています。ご興味のある方にご案内ください。なお、COVID-19の蔓延状況によっては中止・延期などの可能性があります。

博物館の館種を越えて共通する資料に図書資料があります。近年多発する水害でも、被害が発生することの最も多いのも図書資料です。 今後起こり得る水損によるトラブルについての初動作業に関わる知識と技術を学ぶ講習会です。博物館に興味のある方ならどなたでも参加できます。
下記、申し込みフォームより参加申し込みください。
https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLSdwxCNzm2NSGAsH5lqzoZSS7M273M5LFoAoeHdekJPi7xNraQ/viewform?vc=0&c;=0&w;=1&flr;=0&fbclid;=IwAR2u0dXR6QStrNX_pIa8nj0tJzcSlqpoIolyUAZlcNq8j_KGfvfjfb3ATPI

チラシ(PDF)へのリンク

2021年08月12日 17:14

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2021/07/03 第 37 回 自然史標本情報発信に関する研究会@zoomのご案内

西日本自然史系博物館ネットワークは、以下の研究会に協力しております。
参加ご希望の方は以下のGoogle formからお申し込みください(職場などからのアクセスが難しい場合もあるかも知れません、ご注意ください)

■会合名:第 37 回 自然史標本情報発信に関する研究会
■主 催:国立科学博物館
■協 力:NPO 法人西日本自然史系博物館ネットワーク
■日 時:2021 年 7 月 3 日(土) 13 時 30 分 ~ 15 時 30 分
■場所: Zoom によるインターネットウェビナー
※受付後、折返し Zoom の URL をお知らせします
■内 容:プログラム等の詳細については、添付ファイルをご参照ください。
■申込み方法:下記サイトへアクセスし、必要情報をご記入ください。
https://forms.gle/E6LJvGTpWWzpTqZG7
■申込締切:2021年6月27日(日)24:00

※S-Net サイトのお知らせ欄
http://science-net.kahaku.go.jp/##new_info
からもご覧いただけます。

【本件問い合わせ先】
国立科学博物館
神保 宇嗣・高田 悠希
電話:029-853-8277
E-mail:s-net_info@kahaku.go.jp
開催要項のPDFファイルをダウンロード

内容

  第37回 自然史標本情報発信に関する研究会
     -S-Net を動画で学び活用する-
 サイエンスミュージアムネット(S-Net)上の自然史標本等のデータが 600 万件を超え、参加機関も 100 機関を超えて本事業に携わる方も増えてきております。その中で、新規参加や担当者交代等によって、今年 S-Net のデータ提供に初めて取りかかる方も多いと思います。また、S-Net 事務局ではデータ精度の向上を目指し、ツール類やデータチェック手続の改善を続けています。その取り組みの一つとして S-Net 事務局では、システムの利用法を皆様にお伝えするため、冊子に加えて動画でのマニュアル作りを進めております。一方、蓄積された膨大な標本データの利用も進んでおり、研究や教育などでの活用例も出てきました。そこで、今回のオンライン会合では、 動画を含むマニュアル類や手続きの改善といったデータ提供に関する話題と、大学の授業などデ ータ利用に関する話題を取り上げます。また、S-Net や GBIF に関する最新の情報についても紹介 いたします。今回の会合を、データの精度向上や、今後のデータ活用に結びつけたく思います。


プログラム
・開会挨拶・注意事項
・イントロダクション:S-NetとGBIF最新情報 神保 宇嗣(国立科博)
・日本の生物多様性情報のこれまでとこれから 大澤 剛士(都立大)
・S-Net/GBIFへのデータ提供に関する資料・動画のご紹介 水沼 登志恵(国立科博)
・世界で使われるS-Netのデータ 神保 宇嗣(国立科博)
・教養生物の授業におけるS-Netの紹介と活用 福田 知子(三重大)

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2021/2/6「第36回自然史標本データ整備事業による標本情報の発信に関する研究会」(オンライン配信)

下記の通り「第36回自然史標本データ整備事業による標本情報の発信に関する研 究会」を開催いたします。

多くの皆様のご参加をお待ち致しております。

■会合名:第36回 自然史標本情報発信に関する研究会

■主 催:国立科学博物館、NPO法人西日本自然史系博物館ネットワーク

■日 時:2021年2月6日(土) 15時00分 ~18時00分

■会場:オンライン開催(URL等は後日、メールでご連絡さしあげます)

■内 容:
http://science-net.kahaku.go.jp/contents/resource/SNet36_20210206_invitation.pdf
をご参照ください。

■申込み方法:下記サイトへアクセスし、必要情報をご記入ください。

https://forms.gle/bgc5LEcBn6Rnsbbd6

■申込み締め切り:1月31日(日)24:00

※S-Netサイトのお知らせ欄

http://science-net.kahaku.go.jp/##new_info

のお知らせ欄からもご覧いただけます。

【本件問い合わせ先】

国立科学博物館

担当: 細矢・水沼・今泉・高田

s-net_info(at)kahaku.go.jp

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Facebookグループ「博物館再開のための自然史系学芸員Zoom不定期ミーティング



新型コロナの影響により職場である博物館が臨時休館を余儀なくされている我々にとって、目下最大の感心事は、「いつ再開館するのか?」「再開館のための感染症対策をどうするのか?」にあると思います。これらの事についてZOOMを使用して継続的な議論を行い、また「コロナ後」に検証する際の記録の場として、オンライン技術講習会 「自然史系博物館でのZOOM活用」(西日本自然史系博物館ネットワーク主催)の参加者をベースにこのFacebookグループを立ち上げました。皆様の、情報交換&共有の場として使用していただければ幸いです。もちろん、自然史以外の博物館関係者の参加も歓迎いたします。
※参加者のみ、グループ内のメンバーと投稿を見ることができる[非公開]Facebookグループです。参加にはFacebookアカウントが必要です。
<参加方法について>
こちらのリンクからお使いのアカウントでログイン後、[+グループに参加]をクリックして参加申請してください。
うまくいかないという方は、
こちらのリンクからたどってみてください

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オンライン技術講習会 「自然史系博物館でのZOOM活用」4/28

西日本自然史系博物館ネットワークの皆様

下記の内容で、話題のZOOMの活用に関して急遽オンラインでの技術講習会を開催することになりました。
多くの方のご参加をお待ちしております。

オンライン技術講習会 「自然史系博物館でのZOOM活用」

趣旨:新型コロナウイルスの影響により、臨時休館やテレワークの導入等、我々自然史系博物館としても大きな混乱の中にいます。
そんな中で、注目を浴び話題となっているのが、米企業Zoomビデオコミュニケーションズが提供している“ZOOM”というWeb会議サービスです。

ZOOMの特徴は、基本的な機能は全て無償でありながら、パソコンだけでなくスマホやタブレットでも接続が可能で使い勝手も優れていることです。

すでに、休館中の博物館におけるスタッフ会議等でも実績があり、博物館運営においても有用性の高いツールと言えます。
一方で、報道などでセキュリティの問題も伝えられています。使い方に気をつけた方がいい部分もあるでしょう。

おそらく西日本のメンバーでも、話題のZOOMを使ってみたい、また自然史系博物館として今後どのようにZOOMを活用していくのか情報交換をしたいと考えておられる方が少なくないと思われますので、西日本ネットとしてZOOMを使ったオンライン技術講習会を実施したいと考えております。

この機会に、ZOOMをはじめて使ってみたい!という方も大歓迎です。どうぞ、多くの方のご参加をお待ちしております。

タイトル:オンライン技術講習会 「自然史系博物館でのZOOM活用」

主催:NPO法人西日本自然史系博物館ネットワーク

日時:2020年4月25日 15:00〜17:00(接続時間14:00〜18:00)

内容:(1)ZOOM利用時の注意点、画面共有、バーチャル背景など機能の活用法について(研修)
   (2)コロナ感染拡大抑制期間および収束後における、博物館でのZOOMの活用法について(議論)
   (3)GW以降の加盟各館等における再開館および感染症対策について(情報交換)

参加申込:奥山(soku26@icloud.com )までメールしてください。
返信で、会議のID等をお知らせいたします。
もしメールがうまく届かないようでしたら、下記署名のメールアドレスか奥山携帯まで連絡をください。

担当者:佐久間大輔(大阪市立自然史博物館)・平田慎一郎(きしわだ自然資料館)・奥山清市(伊丹市昆虫館)

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第34回 自然史標本情報発信に関する研究会のご案内

国立科学博物館から以下のイベントに関してのご紹介です
■主 催:国立科学博物館
■協 力:NPO法人西日本自然史系博物館ネットワーク
■日 時:2020年2月17日(月) 13時00分 ~ 17時00分 (12時30分開場)
■場 所:JT生命誌研究館(大阪府高槻市紫町1-1)
https://www.brh.co.jp/about_seimeishi/visiting/#access

■内 容:下記

■申込み:1月31日(金)〆切

氏名:

所属:

e-mail:

上記事項をご記入の上お申し込み下さい

本件問い合わせ先】

国立科学博物館

担当: 細矢・水沼・今泉・野明

s-net_info(at)kahaku.go.jp

内容

第34回 自然史標本情報発信に関する研究会
~データ品質向上に向けてのテクニック~

GBIFは2017-2021年の中期目標として、1)国際的なネットワークへの注力、2)生物多様性情報のインフラ整備、3)データギャップを埋める、4)データの品質向上、5)科学および社会で必要とされるデータの提供を挙げています。S-Netは、日本国内のデータ利用を主眼として発展・運用されていますが、データギャップや品質については、まだ取り組むべき課題があります。
 そこで、今回は、データ入力において起こしやすいエラーやその検出、修正のためのテクニックなどにスポットをあて、より品質の高いデータを出すための様々なコツを紹介します。小ネタが多いですが、基本的な技術を中心に紹介しますので、持ち帰って応用されることを希望します。また、地理情報を地図にプロットする簡単な方法と、絶滅危惧種のデータの取扱についても実演を通じて紹介します。参加される方は、事前に「こんなことができないか」というような課題をお知らせください。可能な範囲での対応も考慮します。今回の会合を通じて、より品質の高いデータ提供に結びつけたく思います。

日時: 2020年2月17日(月) 13 時00 分 ~ 17 時 (12時30分開場)
場所: JT生命誌研究館(大阪府高槻市紫町1-1)
主催 国立科学博物館
協力 NPO法人 西日本自然史系博物館ネットワーク

プログラム
13:00–13:30 開会挨拶・趣旨説明 GBIF/S-Net動向説明など
13:30–16:30 レクチャー・実演・実習  [国立科学博物館 細矢]
1) 起こりやすいエラーとその検出
(ア) 学名のチェック
(イ) 全角・半角問題、起こりやすい文字の間違い
(ウ) ホワイトスペース問題
(エ) 特殊文字の取り扱い(ウムラウトなど)
2) 地理情報の基礎知識
(ア) 地理院地図を使った地図表現
3)新しいレッドリスト種判別システム
16:30–17:00 討論・意見交換
S-Netの改善にむけて
高品質なデータの提供のために必要なこと