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那須自然史基金

那須自然史基金の終了と御礼

那須自然史基金の終了と御礼

 那須自然史基金は,「故那須孝悌氏の意志を継ぎ,社会の中で自然史系博物館の機能を積極的に発揮し,博物館に関係する様々な活動を支援するために,必要な援助を行うこと」を目的とした基金です.
 基金は,2004年11月に病没された西日本自然史系博物館ネットワーク初代理事長那須孝悌氏のご遺族からのご寄付を基に同ネットワークに設立された「那須孝悌記念助成基金」に,翌年2005年9月に地質学,第四紀学,考古学,古植物学等多岐にわたる那須さんの業績とその目指していたものを確認し,足跡をたどることをテーマとした「那須孝悌さん追悼シンポジウム」を開催された「那須孝悌さんを追悼する会」に寄せられた137名(グループ,団体を含む)の皆様のご厚志を加えさせて頂いたものです.基金の総額は,遺族からご寄付と那須孝悌さんを追悼する会からの合計は1,663,454円(当初)でした.
 募集は2006年よりさせて頂きましたが,おかげさまで,14件総額1,667,000円(別紙)の支援をさせて頂き,2017年に終了させていただきました.
 故那須孝悌氏のご遺族をはじめとして,基金を支援いただいた多くの方々,ご応募頂き故那須孝悌氏の意志を引き継ぎ様々な成果を出して頂いた多くの方々にあらためて厚く御礼申し上げます.

特定非営利活動法人
西日本自然史系博物館ネットワーク
理事長 山西良平

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事務局からのお知らせ

ICOM京都大会での自然史博物館国際委員会の発表エントリーが始まりました

2019年9月1−7日に京都国際会議場他で開催される国際博物館会議2019京都大会内で開催される自然史博物館国際委員会の発表エントリーが始まりました。
主なスケジュールを書くと
150−300語の要旨/発表提案の締切3月 14日
講演の採否の通知4月 10日
要旨全文の提出6月 30日
となっています

・ICOM会員でなくても発表できます。
・参加する人はICOM大会エントリーも必要ですがアーリーバード締切前に講演OKかどうかの返事が出る見込み
・口頭発表とポスター発表(こちらは9月5日に行われるオフサイトミーティングで行われる予定)があります。
詳細は以下のサイトをご覧ください。

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シンポジウム・講演会など

2019/2/12 総会関連研究会:ICOM京都大会に向けた取り組みと課題 を開催します

2019年2月12日に開催する西日本自然史系博物館ネットワークの総会に合わせ、下記の研究会を開催します。西日本会員以外の方の参加・来聴も歓迎です

 ICOM京都大会に向けた取り組みと課題


今年は、京都市にて国際博物館会議(ICOM)が開催されます。期間は、2019年9月1日~7日で、国内外から博物館関係者が集まり、博物館業界の今後の展望や課題が協議される場となります。これにあわせて、様々な動きがありますが、なかなか国内の博物館関係者、とりわけ自然史分野の学芸員には情報が伝わっていません。この期間中に、どういったイベントや会合があるのか、そもそもICOMとは何か、各分野の関係者から意見を伺い、国内外の博物館関係者と有意義な交流ができるよう、みんなで情報共有を図りたいと思います。ICOMに関心のある方は、ぜひご参加ください。

日時:2019年2月12日 13時30分~17時
会場:大阪市立自然史博物館 集会室
申込み:不要
主催:NPO法人西日本自然史系博物館ネットワーク
協力:自然史レガシー継承・発信実行委員会

プログラム
ICOM京都大会の概要と魅力
ICOM京都大会2019準備室 関谷泰弘

ICR(地方博物館委員会)の活動と京都大会でのポイント
吹田市立博物館 五月女賢司

NATHIST( 自然史コレクションに関する国際委員会)の概要と議論ポイント
大阪市立自然史博物館 佐久間大輔

京町家を自然史標本で魅せる ~ICOM期間中のおもてなし~
兵庫県立人と自然の博物館 三橋弘宗

ポストICOM京都大会2019の課題
京都国立博物館 栗原裕司
総合討論