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技術研修

9月25日はこわっち研究会「やりにくいテーマ ワークショップ」@大阪市立自然史博物館

「はこわっち」 は、 博物館の普及教育に関わる人たちの情報交換の場として、地球環境基金助成事業「環境教育の現場に活かすー自然科学系ミュージアムでの子どもワークショップ現状調査と人材育成ー」を実施しているグループです。
https://www.facebook.com/HAKOWATCH/
9月の研究会として以下の研究会を実施します。
西日本自然史系博物館ネットワークとしても共催いたします。興味のある方はご参加ください。
ここから

「やりにくいテーマ ワークショップ」
子どもたちに伝えたいけど、「伝わりにくい!」「どう伝えたらいいの?」そんなテーマはありませんか。
みんなで集まって、子どもに伝えるときの工夫を考えてみましょう。
伝えにくいテーマの実践例についても紹介します。

日時:9月25日(火)10:00~17:00頃
場所:大阪市立自然史博物館
対象:博物館で「子どもの学び」をキーワードに活動されている方
定員:20名
その他:
・お子様連れもOKです。
・授乳室・休憩室がございます。
・会場への出入り・途中退場は自由です。

共催:認定NPO法人大阪自然史センター(はこわっち事務局)、大阪市立自然史博物館、西日本自然史系博物館ネットワーク
助成:独立行政法人環境再生保全機構

内容:
○事例紹介(1)
テーマ:企画展「にじのせかい」(未就学児×物理)
講演者:岳川有紀子氏(大阪市立科学館)・吉村幸子氏(キッズプラザ大阪)
URL:http://www.sci-museum.kita.osaka.jp/~yukiko/youji2018.html

○事例紹介(2)
テーマ:人形劇「くまごろう」・学校教育(子ども×人と生きものの関わり)
講演者:木下裕子氏(株式会社生態計画研究所)

○参加者によるワーク
皆さんが感じるやりにくいテーマ※で子どもを対象としたプログラム(ワークショップ)を企画してみます。
※テーマは申込んだ皆様の意見を元に考えさせて頂きます。

申込方法
参加ご希望の方は hakowatch@gmail.com まで下記を明記の上、お申込み下さい。
件名【やりにくいテーマ ワークショップ参加申込】
(1)参加者名
(2)メールアドレス
(3)電話番号
(4)活動施設・活動形態(例:○○館・ボランティア)
(6)ご自身が感じるやりにくいテーマとその理由

お忙しいとは存じますが、興味がある方がいましたら、ご参加お待ちしております。

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事務局からのお知らせ

2018年9月6日北海道胆振東部地震について

災害の連続する昨今ですが、北海道胆振東部地震で被災されている方々にお見舞い申し上げます。
自然史系博物館については現在、大きな被害の状況は入ってきていませんが、停電などにより情報の発信などが滞っている部分もあるかとおもいます。自然史系博物館、自然史資料などの被害がある場合には
西日本自然史系博物館ネットワークとしても北海道自然史研究会などと連携して、可能な協力をする必要があると考えています。
なにか必要な対処がございましたら
事務局、大阪市立自然史博物館内 佐久間までご連絡いただければ幸いです。
sakuma@mus-nh.city.osaka.jp

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事務局からのお知らせ

2018年9月4日台風21号に伴う被害状況について

9月4日近畿地方を縦断し、東北方面へ抜けた台風21号により被災された方々にお見舞い申し上げます。
9月5日11時現在で把握している自然史系博物館の被災情報は以下のとおりです。
9月7日情報を追記しました。

あくあぴあ芥川
通常開館しているが、4F入り口のガラスが割れ、一部通路通行止め
https://twitter.com/aquapia_akutaga/status/1037157315487576064

伊丹市昆虫館
館の被害は軽微、公園の倒木のため9/5臨時休館
https://twitter.com/itakon25/status/1037108717638967296
9月7日「当面の間休館」
https://twitter.com/itakon25/status/1037574052540338177

大阪市立自然史博物館
停電などがあったものの、プレハブ倉庫の屋根の破損のほかは大きな被害なし、9/5より通常開館。ただし、隣接する長居植物園は休園中
https://twitter.com/osaka_shizenshi/status/1037133070372143104

貝塚自然遊学館
建物に被害はなく、周囲に倒木など。停電により、飼育していた大型の魚などが死ぬ。
自家発電機と電池式ポンプなどで維持。停電が解消したため9月7日から開館
https://www.facebook.com/sizenyugakukan/

きしわだ自然資料館
特に被害なし、通常どおり開館

西宮市貝類館
9/5は通常の休館日、周辺には浸水などあるが、館には大きな被害なし。その後平常通り開館。

兵庫県立人と自然の博物館
通常通り開館

南方熊楠顕彰館
大きな被害なし
https://twitter.com/kumagusu30206/status/1037241342001393664

南方熊楠記念館
大きな被害なし 第2駐車場のみ閉鎖中

箕面市昆虫館
停電及び周囲の被害により休館していたが9月7日より開館
https://twitter.com/mino_insect/status/1037864898225557504

和歌山県自然博物館
特に被害なし、通常通り開館

情報がありましたら更新します

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シンポジウム・講演会など

研究会「自然史系博物館における学術研究とその位置づけを考える」(10/10)のご案内

2018年9月2日

研究会「自然史系博物館における学術研究とその位置づけを考える」ご案内

趣旨
現行の博物館法や望ましい基準においては学術研究の位置づけが必ずしも十分ではありません。また博物館現場においてもその取扱いは千差万別です。来年のICOM京都大会においては博物館の定義が見直され、国では今秋に博物館行政が文化庁に移管される中で、懸案の博物館法抜本改正の機会も見え隠れしています。このような状況を睨みながら、博物館における学術研究の意義と評価について、自然史系博物館の事例と現状を題材としつつ、あらためて考える機会を設けました。関係の皆様の参加をお待ちしています。

開催日時
 2018年10月10日(水) 13:00-17:00

会場
 大阪市立自然史博物館 集会室(南側通用口からお入りください)
 http://www.mus-nh.city.osaka.jp/

プログラム
1.はじめに
 昨今の博物館行政と博物館法改正の展望(主催者)

2.事例報告
・科研費事業が博物館活動にもたらした波及効果 (大阪市立自然史博物館:波戸岡清峰)
・琵琶湖博物館の研究と研究評価 (滋賀県立琵琶湖博物館:高橋啓一)
・面河山岳博物館の地域に根差した研究活動(面河山岳博物館:矢野真志)

3.コメント
・アカデミーからの視点(東北歴史博物館:鷹野光行)
・博物館行動規範における研究の位置づけ(大阪市立自然史博物館:佐久間大輔)

4.討議

主催
 特定非営利活動法人西日本自然史系博物館ネットワーク、大阪市立自然史博物館

参加費:無料

その他
 休憩時間を利用して開催中の特別展「きのこ!キノコ!木の子!」について研究面との関わりを事例的にご案内します。
 本研究会は科学研究費「博物館評価の構造的枠組の創出と博物館界による独自の認証制度の開発」( JP18K01115 ) による研究会の一環として行います。