平成20年度那須自然史基金採択課題について、審査の結果
「巡回展『バッタ・コオロギ・キリギリス』の企画・運営」を採択することとなりました。日本直翅類学会の協力の下、展示パネルを中心に開催希望館に貸出をするものです。小規模館でも開催できる体制にしています。なお、那須自然史基金事業への応募は毎年10月に西日本自然史博物館ネットワーク会員向けに募集しています。
同巡回展の概要と参加に関する要項は、2月18日開催予定の総会にてお知らせします。
月: 2008年1月
第1回 凍結乾燥技術交流会 プログラム
主 催:(NPO法人)西日本自然史博物館ネットワーク
共 催:日精株式会社
日 時:2008年2月17日(日) PM13:00~17:00
場 所:大阪市立自然史博物館 集会室(大阪市東住吉区長居公園1-23)
交 通:地下鉄御堂筋線「長居」駅下車
最近になって、凍結乾燥機を持つ博物館はようやく増えてきました。しかし、その活用方法は皆それぞれに手探りで、他館あるいは他分野ではどのように利用しているか、どのような課題を持っているのか、手探りで行っている場合がほとんどです。今回の技術交流会は、自然史標本を中心にさまざまな分野、館でどのような凍結乾燥機利用の工夫を行い、また課題を持っているのか事例の交流・共有を行うことを目的にしたものです。
より保存状態のよい標本を残すため、また展示に耐える標本作製のために、あるいは凍結乾燥機の導入を検討しているがどのようなことができるのか知りたい方も含め、多くの方の参加をお待ちしています。
プログラム
総合司会:佐久間 大輔(大阪市立自然史博物館)
13:00 開会の辞 大阪市立自然史博物館
13:00~13:35 埋蔵文化財の凍結乾燥について
元興寺文化財研究所 保存科学研究室 川本 耕三
13:35~14:05 野菜栽培の技術開発における凍結乾燥機の利用について
奈良県農業総合センター 西本 登志
14:05~14:35 医薬品製剤研究における凍結乾燥について
塩野義製薬㈱ 工業技術研究室 山本正治
14:35~15:05 食品開発における凍結乾燥について
日清食品㈱
15:05~15:35 キノコ標本などの凍結乾燥について
神奈川県立 生命の星地球博物館ボランティア 南常俊
15:35~16:05 標本作成における凍結乾燥について (予定)
16:05~16:35 キノコや水生昆虫樹脂包埋標本作りの前処理としての利用
兵庫県立 人と自然の博物館 三橋弘宗
16:35~ 総合討論
17:00頃 閉会の辞
博物館関係者向けの企画となります。当日の飛び入り参加も歓迎ですが、可能でしたら参加希望の方は、sakuma@mus-nh.city.osaka.jpまでご連絡ください。(@を半角にしてください)
開催要項のpdfファイルをダウンロード
表題の通り第10回自然史系博物館における標本情報の発信に関する研究会 が2/6に国立科学博物館(上野)にて開催される予定です。
詳細が確定しましたので追記いたします(1/29)
日時:平成20年2月6日(水)13:00〜17:00
会場:国立科学博物館 地球館3階講義室
*ご来館の際は職員用通用口(地図参照)からお入りください。
内容:
1.中・小博物館における標本収集・管理と標本データベース
・平塚市博物館 浜口 哲一
平塚市博物館における生物標本の整理とデータベース
・きしわだ自然資料館 平田 慎一郎
きしわだ自然資料館における資料の整理と活用
2.データベースを用いた研究例
・兵庫県立人と自然に博物館 三橋 宗弘
古くて新しい博物学:資料収集・情報発信・普及啓発・自然再生
3.施設見学(15:30〜17:00)
国立科学博物館日本館の見学
連絡・問い合わせ先
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兵庫県立人と自然の博物館
兼)兵庫県立大学自然・環境科学研究所
〒669-1546 三田市弥生が丘6丁目
三橋 弘宗(Hiromune Mitsuhashi)
tel.079-559-2021 fax.079-559-2015
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