#Innovate Museum

博物館資料を精細なデジタル画像として記録・保存する技法に関する講習会@いのちのたび博物館(2月19,20日)

1 研究会の目的

  改正博物館法において、資料のデジタルアーカイブ化およびそれらの公開は、博物館が実施する業務として明記されるに至っています。しかし、多くの博物館では、当該業務が順調に進められているとはいえない状況にあると思われます。

 地域博物館でのデジタルアーカイブ化およびデータ公開を進展させるにあたり、まずは博物館関係者が、自ら、低予算で、効率的・効果的に、資料の撮影を行う技法や、背景にある最新の情報などを学ぶことが重要だと考えます。

 そこで、文化財をはじめ多様な博物館資料のデジタル撮影の技法やそのための機材開発を進め、国立の博物館をはじめ多くの地域博物館に技術指導をされているNPO法人フィールドの堀内代表をお招きし、自然史資料の精細な画像撮影のための技法の講習を行います。

2 内容

ミニ講習 担当:佐久間 1時間程度

  ・自然史系のデジタルアーカイブとDX、何が可能か、何を目指すか、

  ・テザー撮影とは、西日本の取り組み

実演と講習 担当:堀内 2時間程度

  ・テザー撮影の方法

  ・テザー撮影に必要な機材や環境

  ・自然史資料のテザー撮影実演

3 講師

  堀内保彦氏(NPO法人フィールド代表)、佐久間大輔氏(大阪市立自然史博物館学芸員)

4 実施日

  1回目:令和8年2月19日(木)  13時30分〜16時30分

  2回目:令和8年2月20日(金)  9時30分〜12時30分

  * 1回目と2回目はほぼ同じ内容ですので、ご都合の良い回にご参加ください。

 

5 場所

  北九州市立自然史・歴史博物館 会議室

6 主催

  NPO法人西日本自然史系博物館ネットワーク

   (担当:真鍋・北九州自歴博、佐久間・大阪自然史)

<問い合せ先>

北九州市立自然史・歴史博物館

普及課 真鍋徹

TEL:093-681-1011

Mail:manabe@kmnh.jp

申し込み 以下のフォームにご入力ください(各回先着15名)

https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLScucJtNIPzEwphsoFgpq7qFtUpJ0dg-DbDzT_H39b09B3Ehxw/viewform?usp=header

学芸員向け研修 3Dプリンタで広がる触察モデルの世界@大阪市立自然史博物館(2026/2/5−6)

3Dプリンタで広がる触察モデルの世界
~視覚障害者支援のためのモデル制作を体得する2日間~

触察用3Dモデルと立体地形図

この度、3D4SDGsのみなさんに大阪に出張いただき、博物館関係者のみなさんを対象に、視覚障害者向けの触察モデルを、3Dプリンタを活用して作成する実践型プログラムを開催いたします。2024年度に引き続き、2回目の実施です。

視覚障害を持つ方々にとって、触察モデルは情報や理解を深める重要な手段です。本イベントでは、最新の3Dプリンタ技術を使用し、誰でも簡単に触察モデルを制作できるスキルを学んでいただきます。昨年度の参加者による、3Dプリンタ活用の成果共有も行います。

※この講習は、文化庁補助金事業Innovate Museumの助成により行います。

イベント詳細

日程:1日目:2026年2月5日(木)10:00~17:002日目:2月6日(金)9:30~16:30

会場:大阪市立自然史博物館実習室(大阪市東住吉区長居公園1-23)

対象者:博物館関係者および博物館のまわりで展示や普及教育活動をしている人で、視覚障害者の博物館体験を支援したい人

プログラム内容:

Day 1: 3Dプリントの基礎と実践

午前:3Dプリントの概要説明とプリンタ操作体験

3Dプリントの基本原理を学び、QRコードを使った簡単なプリント体験を行います。

プリントに使用する「Bambu Studio」の基本機能を学び、色分けやスライスの方法を実践します。

午後:3Dスキャン技術と触察モデルの作成

スキャンアプリを使った3Dスキャンの基礎を体験。

オンラインで触察モデルの検索・ダウンロード方法を学び、スライサーソフトを活用して3Dプリントを行います。

Day 2: 3Dモデリングとデータ処理

午前(9:30~10:30):昨年度の研修参加者による成果の共有

昨年度の研修に参加した人が、自分で3Dプリンタを用いて物作りを行った事例を紹介、共有します。

Tinkercadでの3Dモデリング

ペンシルホルダーやネームプレート、地図をモチーフにしたキーホルダーを設計します。

設計したデータをスライスし、3Dプリントを実践します。

午後:地図データからのモデル作成とカスタマイズ

終了セッション:感想の共有と次のステップの案内

参加者全員で成果物を共有し、次の学習・実践に繋がる情報を提供します。

講師紹介:

・林 園子 氏(ICTリハビリテーション研究会 代表理事・ファブラボ品川ディレクター・作業療法士)

・濱中 直樹 氏(ICTリハビリテーション研究会 理事・ファブラボ品川ファウンダー・一級建築士)

・南谷 和範 氏(大学入試センター 研究開発部試験基盤設計研究部門 教授)

主催:NPO法人西日本自然史系博物館ネットワーク、大阪市立自然史博物館

注意事項:PC、スマートフォン、メールアドレス(必要なアカウント作成用)をご準備ください。

PCは以下のシステム要件をご確認ください。

オペレーティングシステム:Windows 10 以降 Mac OS X v10.15 以降 Linux Ubuntu 20.02 以降、または Fedora 36 以降

プロセッサ:Intel® Core 2 または AMD Athlon® 64 プロセッサ、2 GHz 以上

グラフィックス:OpenGL 2.0 に対応したシステム

メモリ(RAM):最低要件:4 GB

ハードディスク空き容量:2.0 GB 以上の空き容量

※2日目の地図データのカスタマイズの一部が、Windows PCでないと難しい内容となっております。WindowsもMacもご持参可能な場合は、Windowsを推奨します。

※締切日後に必要なソフトウェアやアプリのインストールについてメールでご案内いたしますので、可能な範囲でご対応を宜しくお願いいたします。

お申し込み方法下記メールアドレスまで、氏名、所属、返信用メールアドレスを記入して、お申し込み下さい。

y-ishii@omnh.jp (大阪市立自然史博物館 石井陽子)

定員:16名(先着順)※昨年度参加者で、2日目午前中の成果の共有の時間のみに参加する方は定員に含みません。

申込締切:1月25日(日)

お問い合わせ y-ishii@omnh.jp (大阪市立自然史博物館 石井陽子)

バックヤードプロセスのデジタル化の進め

博物館の標本のデジタル画像の撮影から公開までの裏側にはたくさんのプロセスがあります。その多くはボランティアを含む人的努力で支えられてきましたが、そこにちょっとした自動化をすることで、皆がクリエィティブになり、デジタル化を加速できるなら、素晴らしいことです。

ここでは撮影した植物標本画像から標本番号を認識させ、ファイル名変更を半自動化する試みを紹介しています。 参考にしていただければ幸いです。

 なお、収録環境のため、音声がやや聞き取りにくくなっています。ご容赦ください。

2025年10月24日実施@図書館総合展2025(パシフィコ横浜)
大西亘(神奈川県立生命の星・地球博物館)
和田侑真(神奈川県立生命の星・地球博物館 植物デジタルボランティア)
+佐久間大輔(大阪市立自然史博物館)

マイクロドローンによる博物館撮影の実際

11月7日にマイクロドローンの研修を実施しました。

ご参加の方はありがとうございました。


実演の前に当日の撮影をしていただいたドローンパイロットの森本広志さんに撮影の留意点などをレクチャーしてもらいました。

森本さんの資料を共有いたします。
https://www.dropbox.com/scl/fi/n4bqeaaabq1p4xyyjr1u4/_InnovateMUSEUM_20251106.pdf?rlkey=z6gbuy2kg9yl645h7f8tyc8pr&dl=0

下見2時間、当日90分ほどの撮影でしたが、その編集結果が以下のようなものです。



また、この研修を受けてドローン撮影のガイドライン案を作っていますこちらにもご意見をいただければ幸いです。
https://www.dropbox.com/scl/fi/m2zjbiasgyh8xhdatehqq/.docx?rlkey=9wvedzlr0i126q8gc9zuc93s6&dl=0

図書館総合展での関連イベントを開催しています

2025年10月22日〜24日で開催している図書館総合展(会場:横浜市 パシフィコ横浜)でも、一部イベントを西日本自然史系博物館ネットワーク・InnovateMuseum事業でサポートしています。後日、こちらのサイトでも公開させていただきます。小さいとこサミットの集会(22日)、植物標本画像でいろいろやってみた~越境・Openと自然史博物館~などを開催しています。詳細はこちらのサイトを参照してください。

https://sites.google.com/view/jisedaiforum/LF2025

Innovate Museum 事業 実地研修「博物館施設内でのドローン撮影の実際」

 近年、マイクロドローンを用いた動きのある映像を迅速にかつ手頃な価格で撮影する事例が見られます。こうした映像は、博物館の展示室の魅力発信を通して集客にも寄与するものとなるでしょう。しかし、一方で、展示室内でのマイクロドローン使用は、どのような課題があるのか、不安な部分もあるのではないかと思います。今回、撮影事業者、実際に撮影を実施他博物館担当者などのお話を聞き、撮影の実際を見学し、撮影時に検討すべき留意点を議論したいと思います。

参考動画:https://www.youtube.com/watch?v=18PrKiDHWrY

日時:11月7日(金)14時半〜18時(予定)

会場:大阪市立自然史博物館 集会室

プログラム

 14:30 撮影事例と事業者

  趣旨説明

  撮影事業者と事例紹介

  ・マイクロドローン撮影事業者 森本広志さん

  ・きしわだ自然資料館

  ・ほか

  質疑応答

16:30 博物館常設展示室閉館、その後

 撮影デモンストレーション

 ディスカッション

18:00 終了予定

希望者はその後情報交換会

申し込み 以下のフォームまたはQRから(西日本自然史系博物館ネットワーク会員以外の方の参加も歓迎します!!)

https://forms.gle/MXhZzuwvaTeqJuWZ8

■本件問い合わせ

佐久間大輔 (大阪市立自然史博物館)

sakuma@omnh.jp 06-6697-6221

自然史博物館とSTEAM教育に関するオンライン研究会(2025/2/17)

◯開催趣旨

 近年、社会は激しく複雑化・多様化し、かつてのように一分野からのアプローチだけでは課題解決が難しくなってきています。この悩みは教育現場も同様で、その対策のひとつとして、文部科学省では従来のSTEM(Science, Technology, Engineering, Mathematics)にArts(芸術・リベラルアーツ)を加えたSTEAM教育の導入を進めています。自由で柔軟な感性と発想で異なる分野を横断し、総合的な思考アプローチによる創造的な課題解決をめざすこの教育手法は、子どもたちがこれからの未来(Society 5.0)を生きるための力を育むためのものでもあるとされています。

 今回のオンライン研究会では、昨年実施した研究会の内容を踏まえながら、博物館の現場における実践的なSTEAM教育について皆さんと一緒に考えてみたいとおもいます。

日時:令和7年2月17日(月) 19:30から21:30
会場:オンライン(Zoom)
担当:奥山清市(市立伊丹ミュージアム)、佐久間大輔(大阪市立自然史博物館)

参加申込 以下から登録してください

https://us02web.zoom.us/meeting/register/uJSaOKHQQvC_G5ZrFMJKRA

◯タイムスケジュール

 1.趣旨説明(19:30〜19:35)

 2.話題提供(19:35〜20:05)

   山形大学地域共創STEAM教育推進センター(YU★STEAM)の活動について
                 栗山 恭直(山形大学理学部教授)

 3.事例紹介(20:05〜20:50)

  • ハイブリッド展「虫」と市立伊丹ミュージアムについて
                  奥山 清市(市立伊丹ミュージアム)
  • 昆虫・自然の伝えかた  〜「描く」からのアプローチ 〜
      盛口満原画展、身近な自然絵はがき展より
                  野本 康太(伊丹市昆虫館)
  • 「自然史のイラストレーション展」について
                  横川 昌史(大阪市立自然史博物館)

 ※休憩(20:50〜21:00)

4. 総合討論(21:00〜21:25)

5. まとめ

主催:西日本自然史系博物館ネットワーク

この研究会はInnovate Museum事業の一環として開催します。

博物館学芸員講習会「3Dデジタルデータ撮影と活用に関する実習」2025/2/14@ひとはく

博物館の収蔵庫には多数の資料が保管されているが、展示に活用される標本は一部であり、多くは自由に閲覧できない状況にあります。このため、資料のデジタル画像化とアーカイブは博物館資料の活用範囲を広げる重要なツールとなっています。最近では、デジタル機器の高度化と簡便化によって、既製品の安価なデジカメにより高精細のデジタル画像を取得できるようになりました。植物標本などの平面的なものでは得られる情報が多いのですが、動物などの立体的な構造を有する標本では、あらゆる角度から観察できる3Dデジタル画像が資料の全容を理解するうえで効果的です。しかし、3D画像の取得には、いまだ一定の技術が要求されると同時に、スマホや安価で高精細な撮影が可能な機器が市場に出回るようになり、撮影した3D画像を無料で閲覧・活用できる共有ポータルサイトも登場しています。また、3D画像を取得することで、3Dプリンターから出力して、展示用のハンズオン標本などを容易に制作できます。こうした技術の進展に合わせて、3D画像を用いて博物館資料の発信や活用に関する方法について、基礎から実習を通じて学ぶ講座を博物館学芸員や教育従事者を対象として開催します。できる限り、汎用的で安価な機器を用いて、博物館資料の3D画像の撮影と活用ができる人材を増やし、博物館業界全体で、こうした3D画像を数多く共有できることを目指します。

今回の実習では、スマートフォンおよびポータブル3Dスキャナーを用いた撮影(実習)、Blenderによる簡易編集(紹介のみ)、Matterport撮影データの編集とUnityを用いた3Dオブジェクトの埋め込みによる仮想展示技術(実習)、3Dプリントの実演を行います。

なお、この講習会は「文化庁 令和6年度文化芸術振興費補助金(Innovate MUSEUM事業)」の助成を受けて開催し、博物館法改正(令和4年度)において新たな重点課題として位置づけられた「デジタルアーカイブの作成と公開」および「学芸員等の人材の養成・研修」に対応するものです。

研修日時
 2025年2月14日 13時30分~17時まで (全国科学博物館協議会の終了後)

場所
 兵庫県立人と自然の博物館 コレクショナリウム
 〒669-1546 三田市弥生が丘6丁目

主催・共催

 主催 NPO法人西日本自然史系博物館ネットワーク、兵庫県立人と自然の博物館

対象と定員 学芸員および博物館関係者 20名 (多数の場合は見学のみ可能)

 

内容 2月14日 13時30分~17時00分(掲載当初15日と誤記がありましたお詫びして訂正します)

  • 3D撮影に関する基礎説明
  • スマートフォンおよび携帯式3Dスキャナーによる3D標本撮影
  • 3D撮影データの編集とWEBへのアップロード(Sketchfab)
  • Matterport撮影データへの3Dオブジェクトの配置と仮想展示

(BlenderおよびUNITYを用いた実習)

  • 3D撮影データを用いた3Dプリンターへの出力
  • 展示活用に関する意見交換

講師:兵庫県立人と自然の博物館 三橋弘宗

   株式会社 ニシムラ精密地形模型 大菊 健太

 参加費  無料

 参加条件 ノートパソコンおよびスマートフォン持参のこと

■申し込み方法

 GOOGLE FORMにて登録 (先着順)

https://forms.gle/uMh4Z1Y5UtYXc6WH9

■問い合わせ先

 NPO法人西日本自然史系博物館ネットワーク 事務局 三橋弘宗

 *内容は、兵庫県立人と自然の博物館三橋弘宗(hiromune@hitohaku.jp)迄

研究会「-自然史博物館の画像公開を考える:実務とシステムの両面から-」2025/02/23@大阪市立自然史博物館

西日本自然史系博物館ネットワークは以下の研究会に協力をしています。ご希望の方はどうぞご参加ください

■会合名:第44回 自然史標本情報発信に関する研究会
  -自然史博物館の画像公開を考える:実務とシステムの両面から-
■主 催:国立科学博物館
■共 催:大阪市立自然史博物館
■協 力:NPO 法人西日本自然史系博物館ネットワーク
■日 時:2025年2月23日(日) 13時00分 ~ 16時00分
■場 所:大阪市立自然史博物館 講堂(定員170名)およびオンライン(Zoom使用・定員200名程度)
■参加費:無料。現地参加の場合には、通常入館料300円が必要です。
 ※受付後、前日までにはZoomのURLをお知らせします。
■内 容:プログラム等の詳細については、添付ファイルをご参照ください。
■申込み方法:下記サイトへアクセスし、必要情報をご記入ください。
https://forms.gle/FxEPBcRRkHwrGs8HA
■申込締切:2025年2月17日(月)24時

※研究会の情報はS-Net サイトでもお知らせしています。
https://science-net.kahaku.go.jp/contents/resource/SNet44_20250127_invitation.pdf

2025年2月3日(月) シンポジウム「自然史博物館の資料と保存〜コレクションの保全を視野に」

 西日本自然史系博物館ネットワークは、自然史博物館に関わる専門家集団として、自然史資料の保全に重大な関心を持っています。この度、三橋弘宗・高野温子編による『自然史博物館の資料と保存』の出版を機会に、わたしたちの原点である資料の保存管理に焦点を与え、技術面だけでなく社会的な情勢まで含めて議論をしたいと思います。

日時:2025年2月3日14時30分〜16時30分ごろ

場所:大阪市立自然史博物館・オンライン

プログラム概要
●『自然史博物館の資料と保存』の出版記念座談会

  高野温子(兵庫県立人と自然の博物館)
  奥山清市(市立伊丹ミュージアム)
  矢部 淳(国立科学博物館)
  林 光武(栃木県立博物館)
  ほか

●コレクションの保存と管理を視野にSPNHCから岩田コレクションまで

  松井淳(奈良教育大学・奈良植物同好会)
  佐久間大輔(大阪市立自然史博物館)

総合討論

申込不要

現地参加の場合:大阪市立自然史博物館 集会室 事務所入口からお越しください

オンラインの場合:大阪市立自然史博物館YouTubeチャンネルより御覧ください。(見逃し配信あり)

・このシンポジウムはInnovate Museum事業の一環として開催します。