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博物館学芸員向け講習会
「プラスティネーション標本の作製に関する実習」のご案内

人体の不思議展などでインパクトがあるプラスティネーション標本の技術について、淡水魚類等を材料として実習を行いと思います。この技術は、ドイツのハイデルベルク大学医学部のグンター・フォン・ハーゲンス博士によって開発された技法で、その製法は一般に公開されています。利用する材料についても、比較的簡単に購入できるシリコン樹脂で代用できるほか、模型製作用等に用いる減圧容器などを用いることで、実験室などでも製作できるようになりました。シリコンで体液や組織を置換・浸透した標本は、手にとって触れるほか、展示に用いることや教育教材としても有効に活用することができます。
当日は時間の都合上、行程の一部を省略して進めますが、各自で取り組むことができる方法や改良点について、一緒に考えたいと思います。

■日時:2013年12月15日(日)13:00 – 17:30
■会場:徳島県立博物館 実習室
https://museum.bunmori.tokushima.jp/
■内容:水生生物の液浸標本をつかって、シリコン樹脂等を含浸させたプラスティネーション標本の作製法について実習します。基本的な技術の背景についての解説のほか展示での利活用等について意見交流します。
 講師 兵庫県立人と自然の博物館 三橋弘宗・主任研究員

■定員 15名 (申し込み多数の場合は抽選および会員優先とします)
■参加費 1000円(材料費として)
■参加申し込み (12/12まで)
 メールにて、氏名、所属、連絡先等をご記入のうえ、
 兵庫県立人と自然の博物館の三橋弘宗(hiromune@hitohaku.jp)までお申し込み下さい。
 (お申し込み後、ご返事いたしますので、不着の場合は再度ご連絡かお電話ください)

■受入担当:徳島県立博物館 小川誠・佐藤陽一
■主催: 特定非営利活動法人西日本自然史系博物館ネットワーク
  http://www.naturemuseum.net/blog/

■参加者に向けての利用情報
 下記をご覧ください。
  https://museum.bunmori.tokushima.jp/indexnew_trafficguide.html
http://goo.gl/maps/XsGk6

投稿者 kanri