第1回 凍結乾燥技術交流会 プログラム
主 催:(NPO法人)西日本自然史博物館ネットワーク
共 催:日精株式会社
日 時:2008年2月17日(日) PM13:00~17:00
場 所:大阪市立自然史博物館 集会室(大阪市東住吉区長居公園1-23)
交 通:地下鉄御堂筋線「長居」駅下車
最近になって、凍結乾燥機を持つ博物館はようやく増えてきました。しかし、その活用方法は皆それぞれに手探りで、他館あるいは他分野ではどのように利用しているか、どのような課題を持っているのか、手探りで行っている場合がほとんどです。今回の技術交流会は、自然史標本を中心にさまざまな分野、館でどのような凍結乾燥機利用の工夫を行い、また課題を持っているのか事例の交流・共有を行うことを目的にしたものです。
より保存状態のよい標本を残すため、また展示に耐える標本作製のために、あるいは凍結乾燥機の導入を検討しているがどのようなことができるのか知りたい方も含め、多くの方の参加をお待ちしています。
プログラム
総合司会:佐久間 大輔(大阪市立自然史博物館)
13:00 開会の辞 大阪市立自然史博物館
13:00~13:35 埋蔵文化財の凍結乾燥について
元興寺文化財研究所 保存科学研究室 川本 耕三
13:35~14:05 野菜栽培の技術開発における凍結乾燥機の利用について
奈良県農業総合センター 西本 登志
14:05~14:35 医薬品製剤研究における凍結乾燥について
塩野義製薬㈱ 工業技術研究室 山本正治
14:35~15:05 食品開発における凍結乾燥について
日清食品㈱
15:05~15:35 キノコ標本などの凍結乾燥について
神奈川県立 生命の星地球博物館ボランティア 南常俊
15:35~16:05 標本作成における凍結乾燥について (予定)
16:05~16:35 キノコや水生昆虫樹脂包埋標本作りの前処理としての利用
兵庫県立 人と自然の博物館 三橋弘宗
16:35~ 総合討論
17:00頃 閉会の辞
博物館関係者向けの企画となります。当日の飛び入り参加も歓迎ですが、可能でしたら参加希望の方は、sakuma@mus-nh.city.osaka.jpまでご連絡ください。(@を半角にしてください)
開催要項のpdfファイルをダウンロード