西日本自然史系博物館ネットワークでは2023年度展示學講座を後援しております。興味のある方はご参加ください。

 博物館法の改正により、ミュージアムでは文化芸術の範囲を拡大し、まちづくり、国際交流、観光・産業・福祉等との連携を範疇に、より社会的・地域的な連携強化が求められています。そのためにデジタル技術を活用した新しい鑑賞・体験モデルの構築が益々重要度を増しています。また、文化資源の保存・活用にあたってもデジタルアーカイブが重視されています。一方、近年のCOVID-19による生活様式の変化から、リアルとバーチャルによるデジタルツイン技術や、遠隔地とリアルタイムで情報共有が図れる技術も飛躍的な進歩を遂げており、資料や作品の鑑賞といったたリアルな展示空間においても、新たな展示手法が模索されています。本年度の展示学講座は「デジタル時代の展示を考える」と題して、展示の現場やこれを支える技術者の方々を講師に招き、参加者とともに新しい時代の展示の在り方を考える場として開催します。

開催日時:2023年11月24日(金)10:30 -19:00(受付 9:50 -)

     2023年11月25日(土) 9:30 -17:00

会  場:東京大学総合研究博物館 7階ミューズホール

定  員:40名(定員に達し次第終了)

参  加  費:講座参加費:会員 学生8,000円/非会員10,000円

     ※当日展示学講座受付にて現金でお支払いください。

     ※東京大学総合研究博物館への入館は無料です

プログラム:

■1日目

・展示見学

・講義1)「博物館法改正とデジタル活用」

・講義2)「展示とデジタル活用の可能性」

・講義3)「地域造形資源のデジタルデータの記録とその活用」

・講義4)「地域資料のデジタルアーカイブ教育への対応」

※終了後、情報交換会

■2日目

・講義5)「美術館の歴史的展示をデジタル化し展示し記録すること」

・講義6)「ずかんミュージアム銀座にみるデジタルミュージアムの取組み」

・ワークショップ

主催:日本展示学会

共催:東京大学総合研究博物館

後援(予定):放送大学、公益財団法人日本博物館協会、

       公益社団法人日本図書館協会、一般社団法人全国美術館会議、

       全国科学博物館協議会、全国歴史民俗系博物館協議会、

       全日本博物館学会、日本ミュージアム・マネージメント学会、

       西日本自然史系博物館ネットワーク

協賛(予定):株式会社丹青社、株式会社トータルメディア開発研究所、

       株式会社乃村工藝社、株式会社日展、株式会社ムラヤマ