#YouTube

バックヤードプロセスのデジタル化の進め

博物館の標本のデジタル画像の撮影から公開までの裏側にはたくさんのプロセスがあります。その多くはボランティアを含む人的努力で支えられてきましたが、そこにちょっとした自動化をすることで、皆がクリエィティブになり、デジタル化を加速できるなら、素晴らしいことです。

ここでは撮影した植物標本画像から標本番号を認識させ、ファイル名変更を半自動化する試みを紹介しています。 参考にしていただければ幸いです。

 なお、収録環境のため、音声がやや聞き取りにくくなっています。ご容赦ください。

2025年10月24日実施@図書館総合展2025(パシフィコ横浜)
大西亘(神奈川県立生命の星・地球博物館)
和田侑真(神奈川県立生命の星・地球博物館 植物デジタルボランティア)
+佐久間大輔(大阪市立自然史博物館)

西日本自然史系博物館ネットワークはSPNHC−TDWG 2024沖縄大会を支援しています

国際自然史標本保存学会と生物多様性情報標準化委員会の合同大会が9月2日より7日まで沖縄県宜野湾市の沖縄コンベンションセンターで開催されます。

両学会の合同大会は日本の博物館にも大きなノウハウをもたらす機会と考え、大会参加者のレポートをこちらでも共有していきます。また明日以降も適宜制作していきます。

STEAM教育研究会を開催しました

自然史博物館✕美術館の連携とSTEAM教育研究会

去る2023年12月14日に大阪市立自然史博物館講堂で開催された研究会には現地とオンラインを合わせて50名程度のたくさんのご参加を頂きましたありがとうございます。この見逃し配信は1月17日までの限定公開となっています。

内容

①事例報告「自然史博✕美術館連携」

(1)大阪市立自然史博物館における科学とアートの融合の試み

   佐久間大輔(大阪市立自然史博物館)ほか

(2)ベルナール・ビュフェ美術館✕ふじのくに地球環境史ミュージアム

   雨宮千嘉・井島真知(ベルナール・ビュフェ美術館)

   岸本年郎(ふじのくに地球環境史ミュージアム)

(3)「見る」ことからつながる美術館と自然史博物館のプログラム

   鬼本佳代子(姫路市立美術館)、﨑田明香(福岡市美術館)

(4)小規模自治体の自然史、天文、美術系ミュージアム連携事業

   矢野真志(面河山岳博物館)

②STEAM教育に関する話題提供

(1)米国チルドレンズミュージアムにおけるSTEAMラーニング

   土谷香菜子(お茶の水女子大学大学院博士後期課程)

(2)ミュージアムグッズで考えるSTEAM教育

   大澤夏美(ミュージアムグッズ愛好家)

配布資料
http://www.naturemuseum.net/wp-content/uploads/2023/12/f922cc62949b08599481edbab3226532.pdf

関連資料・サイト

絵をくぐる自然史博物館

ふじのくに地球環境史ミュージアム

ベルナール・ビュフェ美術館

福岡市美術館

面河山岳博物館

土谷香菜子さんの参加した『ふしぎはっけん!たんきゅうブック』
ボストン・チルドレンズ・ミュージアム

大澤夏美さんのX

多様な自然史情報発信のための講座その2 JAPAN SEARCHとの連携 アーカイブ配信

西日本自然史系博物館ネットワークネットワークが12月7日に開催した表題のシンポジウムのアーカイブです。90分。博物館所蔵資料の画像データなどをJAPAN SEARCHで公開したいという方にはきっと参考になる内容です。

進行:佐久間大輔 (大阪市立自然史博物館)

講師:奥村 牧人(国立国会図書館 電子情報部 )

参考情報

●連携に関するご相談は、 ジャパンサーチのトップページの「お問合せ」からどうぞ

https://jpsearch.go.jp/contact

●「デジタルアーカイブ活動」のためのガイドライン https://jpsearch.go.jp/guideline/

●事例集  https://jpsearch.go.jp/guideline/cases/

●奥村氏の講演スライドはこちら

自然史博物館✕美術館の連携とSTEAM教育研究会2023/12/14@大阪市立自然史博物館

西日本自然史系博物館ネットワークでは、下記のとおりSTEAM教育をテーマにした研究会を12月14日に開催いたします。
近年注目のSTEAMに関する研究会ですし会場も広いので、博物館関係者はもちろん学校や図書館関係者の皆様の参加もお待ちしております!

令和5年度「Innovate MUSEUM事業」
自然史博物館✕美術館の連携とSTEAM教育研究会


日時:令和5年12月14日(木) 13:30〜16:40
会場:大阪市立自然史博物館 講堂
担当:奥山清市(市立伊丹ミュージアム)、佐久間大輔(大阪市立自然史博物館)
申込フォーム:https://forms.gle/Qx2R4kr57AejZ53M6
問い合わせ先:奥山清市(soku26@gmail.com

◯開催趣旨
 近年、社会は激しく複雑化・多様化しており、かつてのように一分野からのアプローチだけでは課題解決が難しくなってきている。この悩みは教育現場も同様であり、その対策のひとつとして文部科学省では従来のSTEM(Science, Technology, Engineering, Mathematics)にArts(芸術・リベラルアーツ)を加えたSTEAM教育の導入を進めている。自由で柔軟な感性と発想で異なる分野を横断し、総合的な思考アプローチによる創造的な課題解決をめざすこの教育手法は、子どもたちがこれからの未来(Society 5.0)を生きるための力を育むためのものでもある。今回の研究会では自然史系博物館と美術館の連携事を皮切りに、STEAM教育に関する話題提供とそれぞれの立場からの意見を交わしながら、博物館の現場におけるSTEAM教育の実践とその可能性について、皆さんと一緒に考えてみたい。

◯タイムスケジュール
(発表タイトルや発表順は変更する可能性があります)
①事例報告「自然史博✕美術館連携」(13:30〜15:00)
(1)大阪市立自然史博物館における科学とアートの融合の試み
   佐久間大輔(大阪市立自然史博物館)ほか
(2)ベルナール・ビュフェ美術館✕ふじのくに地球環境史ミュージアム
   雨宮千嘉・井島真知(ベルナール・ビュフェ美術館)
   岸本年郎(ふじのくに地球環境史ミュージアム)
(3)「見る」ことからつながる美術館と自然史博物館のプログラム
   鬼本佳代子(姫路市立美術館)、﨑田明香(福岡市美術館)
(4)小規模自治体の自然史、天文、美術系ミュージアム連携事業
   矢野真志(面河山岳博物館)

②STEAM教育に関する話題提供(15:10〜16:00)
(1)米国チルドレンズミュージアムにおけるSTEAMラーニング
   土谷香菜子(お茶の水女子大学大学院博士後期課程)
(2)ミュージアムグッズで考えるSTEAM教育
   大澤夏美(ミュージアムグッズ愛好家)

③総合討論 (16:00〜16:40)  博物館の現場におけるSTEAM教育とは〜課題と可能性〜     進行:奥山清市(市立伊丹ミュージアム)

◯その他 ・閉会後に近隣で情報交換会(18:00〜20:00)を予定しています。
  総合討論の続きをしたいと思いますので、ぜひご参加ください。
  会場は、市営地下鉄御堂筋線/「長居」駅周辺を予定しております。

・オンラインでの見逃し配信はこちらから、2024年1月16日までの公開です

主催:西日本自然史系博物館ネットワーク

多様な自然史情報発信のための講座その1 文化資源スリムモデルの実際 アーカイブ配信

8月9日(水) 19時〜20時50分に開催しました表題のイベントのアーカイブ配信です。

文化資源スリムモデルとは、小さな市町村など、大きな資金や労力を持たない主体でもデジタルアーカイブを構築し持続していくには、「これだけは」という要件を絞り込んだスリムなモデルが必要だという考え方です。  このモデルは自然史資料に特化したものではありません。なので、かえってGBIFなどでは難しい画像や動画、文献など多様な資料の公開に応用できます。  図書館などの小規模施設も想定し、必ずしも「システム構築を前提としない」このモデルはどのようなものでしょうか。 今回は提唱者の福島幸宏さん(慶応義塾大学)と実践例の紹介を阿児雄之さん(東京国立博物館)にお話しいただきました。 この講座はInnovateMuseum事業の一環として西日本自然史系博物館ネットワークが実施しました。 日時 8月9日(水) 19時〜20時30分頃収録。

福島氏資料 https://www.dropbox.com/scl/fi/omkzcdtoqv774c4xo4uw6/20230809_-1.pdf?rlkey=xri12cixaas7bg3qvhnncrjzf&dl=0

阿児氏資料 https://www.dropbox.com/scl/fi/pekh5gc5wkwssrfszru23/20230809-_ako.pdf?rlkey=b9higyjp8aacpymjw5yebyd9v&dl=0

参考文献

●CODE-4-LIBの発表資料(福島・天野) https://www.jstage.jst.go.jp/article/toshokankai/72/5/72_223/_pdf

●「我が国が目指すデジタルアーカイブ社会の実現に向けて」(2020 年8 月) https://www.kantei.go.jp/jp/singi/titeki2/digitalarchive_suisiniinkai/pdf/r0208_3kanen_houkoku_honbun.pdf
●「デジタルアーカイブの構築・共有・活用ガイドライン」(2017 年4 月) https://www.kantei.go.jp/jp/singi/titeki2/digitalarchive_kyougikai/guideline.pdf

●「デジタルアーカイブにおける望ましい二次利用条件表示の在り方について」(2019 年版) https://www.kantei.go.jp/jp/singi/titeki2/digitalarchive_suisiniinkai/jitumusya/2018/nijiriyou2019.pdf

●「デジタルアーカイブのための長期保存ガイドライン」(2020 年8 月) https://www.kantei.go.jp/jp/singi/titeki2/digitalarchive_suisiniinkai/pdf/guideline2020.pdf

●「デジタルアーカイブアセスメントツール(改定版)」(2020 年8 月) https://www.kantei.go.jp/jp/singi/titeki2/digitalarchive_suisiniinkai/files/assessment_tool_kaitei.xlsx

●博物館DXの推進に関する基本的な考え方 
https://museum.bunka.go.jp/wp-content/uploads/2023/02/20230213bukai04_DX.pdf

●デジタルアーカイブフェス https://www.kantei.go.jp/jp/singi/titeki2/forum/index.html

●自治体標準オープンデータセット https://www.digital.go.jp/resources/open_data/municipal-standard-data-set-test/

●事例 あまのがわ https://amanogawaginga.jp/

●事例 関本家資料デジタルアーカイブ https://amanogawaginga.jp/sekimotoke/

新収蔵庫建設および自然史標本のデジタル化技術に関する博物館学芸員向け講習会(2022/12/3)アーカイブ

 昨年12月3日に兵庫県立人と自然の博物館 新収蔵庫棟「コレクショナリウム」にて開催された上記の講習会のアーカイブ映像を配信します。特に前半の講演で音声が聞き取りづらい点をご容赦ください。

新収蔵庫建設および自然史標本のデジタル化技術に関する博物館学芸員向け講習会(2022/12/3)

 兵庫県立人と自然の博物館の新収蔵庫棟にて、デジタル化技術に関する講習会を開催いたしました。おもに、博物館学芸員および学芸員を目指す方、行政職員、展示会社さんなどを対象として講座となっています。施設内に設置したスタジオ等をつかった、ワークショップを開催し、撮影およびデータベース設計の実演いたしました。

【プログラム】
 ●「ひとはくの植物標本撮影装置の概要説明」
   堀内保彦(NPO法人フィールド )
 ●撮影装置と撮影作業の様子
 ●「Survey Data Collectorを使ったデジタルアーカイブコンテンツ作成について」
   藤本悠(NPO法人フィールド/豊岡芸術文化観光大学)
 

(この事業は、令和4年度文化庁Innovate MUSEUM事業「自然史デジタルミュージアム推進事業」(ネットワークの形成による広域等課題対応支援事業)の支援を受けて実施しました)

フォーラム「自然史標本はなぜ大切か」アーカイブ配信

昨年12月4日に兵庫県立人と自然の博物館で開催したフォーラム「自然史標本はなぜ大切か」のアーカイブ映像を配信します。音声の調整などのために公開が遅くなったことをお詫びします。

【フォーラム】自然史標本はなぜ大切か?(2022年12月4日)

自然史標本は、正しく生物に名前をつけるために欠かせない材料であり証拠品です。標本を活用して、分類学や生態学をはじめとする生命科学研究や環境保全が進められています。近年になって、ゲノム技術や情報技術の発展にともなって、客観的な証拠を伴って系統進化を実証できる時代になりつつあります。特に、古い標本は、過去を復元し、未来を設計するために欠かせない材料になっています。研究だけでなく、生物多様性の保全や材料工学や医療や薬学への活用、考古学や民族学、さらに芸術や教育分野においても、標本は最も重要な研究資源の1つとして認識されています。 一方で、自然史標本の価値には大きな注目が集まっていますが、標本保存を進める体制ついては、国内外において厳しい状況にあります。あまり馴染のない分野の方からすれば、「そんなに集めてどうするの?」、「もっと直ぐに役立つことに予算使いなさい」、「これ以上集めても無駄なんでやめて欲しい」といった近視眼的な意見に、全国の自然史系博物館員は、説得と調整と工夫で対応しています。 改めて、自然標本はなぜ大切なのか?全国の自然史博物館員がこれまで何度も各方面から投げられてきた疑問に、正面から答えるシンポジウムを企画しました。最新の研究分野、収蔵保存の設備と技術、博物館の社会インフラとしての価値論を取扱い、未来のミュージアムのあるべき姿について議論を深めたいと思います。

【プログラム】
開催趣旨説明

  三橋弘宗( 兵庫県立大学/兵庫県立人と自然の博物館 )
講演
Museomics からせまる 絶滅危惧種の保全遺伝学
  中濱直之(兵庫県立大学/兵庫県立人と自然の博物館)

標本ゲノミクス 広義アキノキリンソウのユーラシア拡散史
  阪口翔太(京都大学)

AIを用いた標本デジタル画像の種名判定システムの開発
  髙野温子(兵庫県立大学/兵庫県立人と自然の博物館)

科学的根拠に基づく地球規模の生物多様性保全
   天野達也(クイーンズランド大/WEB参加)

総合討論 「自然史標本の未来」

主催】兵庫県立人と自然の博物館・西日本自然史系博物館ネットワーク

(この事業は、令和4年度文化庁Innovate MUSEUM事業「自然史デジタルミュージアム推進事業」(ネットワークの形成による広域等課題対応支援事業)の支援を受けて実施いたしました)