2021年9月6日、日比基金助成事業として大東市立歴史民俗資料館との共催で「水損資料レスキュー講習会」が、20名の参加で開催されました。
緊急事態宣言下での開催にあたり、開催地大東市の基準に基づき開催の可否を決め、当日運営に関しては大阪府の「感染防止策チェックリスト」に沿っておこないました。
 昨年度にも開催した水損紙資料の初期対応についての講習会で参加者の方よりいただいたご意見をふまえ、文化財レスキュー作業の事前事後の準備や作業について座学と実技を通して考える機会となる講習会を目指し、再編成して実施しました。
  
今回使用した講習会資料を、講師の許可がいただけたモノを公開させていただきます。災害発生時、それぞれの立場で何ができるのかを考えるときの参考として、ご活用いただければ幸いです。

企画・進行・資料準備:北村美香・西澤真樹子(大阪市立自然史博物館)
講師:松下正和(神戸大学地域連携推進室特命准教授/歴史資料ネットワーク副代表)
   溝辺裕介(奈良県立民俗博物館)
報告:佐久間大輔(大阪市立自然史博物館)

当日の資料は以下からご参照いただけます。
水損図書資料の救出・応急処置活動 松下正和氏作成(PDF)
自然史資料標本レスキューの現在地点 佐久間大輔氏作成(PDF)

参加申し込み時のQA 松下氏(PDF)
事後アンケート時のQA 松下氏分(PDF)
事後アンケート時のQA 佐久間氏分(PDF)

水損資料処置グッズ 松下氏分(PDF)

講習会参加者アンケート(PDF)
○水損資料応急処置マニュアル「大切な資料が水害にあったら」(PDF) 
  ■A3版(配布用)  ■A2版(掲示用)
            水損資料QQ団(西澤真樹子、北村美香、前川さおり)作成