2012

標本の寄贈をお考えの方へ

1.お近くの博物館にご相談ください。
 地元の博物館に喜んで受け入れられることがあります。
 全国科学博物館協議会の加盟館はこちら(リンク:https://jcsm.jp/list/membership/)で調べられます。
 自然史系博物館に所属する研究員,学芸員の専門分野はこちら(リンク:http://science-net.kahaku.go.jp/)で調べられます。

2.標本の寄贈先が見つからない場合は「標本救済ネット」事務局にご連絡ください。
 あわせて寄贈標本の内容がわかるように調書や写真をご準備ください。
 調書の様式はこちら(リンク:nhcw_sheet.pdf(45KB)ファイルをダウンロード)。
 調書の記入例はこちら(リンク:nhcw_example.pdf(63KB)ファイルをダウンロード)。
 事務局の連絡先はこちら(リンク:標本救済ネットワーク nhcw-admin@omnh.jp 西日本ネットワーク naturemuseumnet@gmail.com )。

3.お送りいただいた調書や写真をもとに,自然史系博物館で扱える事案かどうかを事務局で相談させていただきます。

4.自然史系博物館で扱える事案と決まれば,専属のケースワーカーがお世話をさせていただきます。
 受入施設が決まるまでに2か月ほどかかる可能性がありますが,ご了承くださいますよう,お願い申し上げます。

5.全国の博物館や大学などと連絡を取り合いますが,受け入れ先が見つからないこともありますことを,お含みおきくださいますよう,お願い申し上げます。

「標本救済ネット」について

 自然史標本は,人類共有の財産として後世に残していくべき貴重な資料です。
標本の所有者が博物館や大学などの標本庫に標本を寄贈する意志を持ちながら,受け入れ先を見つけられないことによって有用な標本が廃棄されたり,散逸したりすることのないようにしなければなりません。
 「標本救済ネット」は,受け入れ施設についての情報を提供し,また受け入れ施設を探す窓口を設置します。
 このことによって,寄贈標本についての情報を一元化し,受け入れ可能施設の探索を容易にして,有用な標本の消失や散逸を防ぎます。

震災に関連した各博物館の報告、展示など

このページは、西日本ネットワーク会員各博物館が平成23年3月の東北大震災によって被災した陸前高田市立博物館の標本などの修復をはじめとした博物館関連のレスキューについて掲載しているものです。
情報などが集まり次第、随時追加していく予定です。

伊丹市昆虫館
 陸前高田市立博物館被災標本のレスキューについて
愛媛県立総合科学博物館
 過去の展示:東日本大震災と博物館資料

大阪市立自然史博物館
 http://www.omnh.net/rescue.html

きしわだ自然資料館
 オフィシャルではありませんが、以下のサイトに紹介をされています。
 http://kishibura.jp/blog/mama/2011/06/post-613.html
 http://kishibura.jp/blog/mama2/2011/08/post-37.html 

滋賀県立琵琶湖博物館
 レスキュー活動内容 http://www.lbm.go.jp/active/collection/index.html

 トピック展示 http://www.lbm.go.jp/tenji/ex_atrium/20120310_rescue.html

倉敷市立自然史博物館
 問い合わせ中

徳島県立博物館
 東日本大震災により被災した植物標本の修復(PDF)

兵庫県立人と自然の博物館
 被災地支援総合ページ https://www.hitohaku.jp/relation/caravan/a-support.html
 植物標本レスキューの記録(pdf) http://hitohaku.jp/research_collections/no22pdf/HN22_07_53_60.pdf
 植物標本レスキュー関連の展示パネル http://hitohaku.jp/exhibits/temporary_old/2011/mini11.html#resc

和歌山県立自然博物館
 過去の展示:津波被害を考える 被災した植物標本の修復から(インターネットミュージアム)
 WEB上ではありませんが以下の冊子に記録が出ております
  内藤麻子(2012)おとしぶみ 企画展「津波被害を考える~被災した植物標本の修復から~」の展示. 自然博物館だより Vol.30,No.1.(平成24年3月15日発行)和歌山県立自然博物館.


ほか

九州豪雨に関してのお見舞い

2012年7月に断続的に九州各地を襲った豪雨に関して、被害に合われた皆様にお見舞い申し上げます。
自然系施設としては熊本・宮崎・大分の幾つかの主要施設に被害はないことは確認していますが、十分な把握はできていません。自然系標本資料などが被災したなどの被害情報、ご相談などありましたら事務局までご連絡ください。

2012年7月18日 西日本自然史系博物館ネットワーク事務局
         naturemuseumnet@gmail.com

「赤ちゃん(0・1・2歳児)連れ来館者対応を考える研究会」 が開催されました

2012/07/02 博物館スタッフのための研究交流会 「赤ちゃん(0・1・2歳児)連れ来館者対応を考える研究会」 は、参加者40名で活発な議論の元、開催されました。

当日の様子は
参加者からのツイッターのまとめhttp://togetter.com/li/331215

でも見ていただけるかと思います。
当日のプログラムは以下をご覧ください。
https://www.naturemuseum.net/?p=738

2012/07/02 博物館スタッフのための研究交流会 「赤ちゃん(0・1・2歳児)連れ来館者対応を考える研究会」 の開催について

 子育て支援とミュージアムとの接点を探るという、なかなか学芸員からだけでは出てこない視点のアプローチが「子育てがもっと楽しくなるミュージアムづくり研究会(こそっと研)」によって試行されています。
 この研究会では、これまでミュージアムがターゲットとして意識してこなかった「赤ちゃん(0・1・2歳児)」を連れた来館者への対応を、様々な角度から考えます。
伊丹市や兵庫県で既に取り組まれているこの層へのアプローチについての話題提供を参考に、みなさんの館それぞれの状況や考えを出し合っていただく他、社会におけるミュージアムの役割という大きな視点からの意見交換もできればと思っています。
 NPO法人西日本自然史系博物館ネットワークの会員以外の方も歓迎しますので、お誘いあわせの上、お気軽にご参加ください。



●日時:2012年7月2日(月)14:00~17:00
●会場:大阪市立自然史博物館 集会室 (休館日ですので必ず事務所入口からお入りください、場所に自信のない方はできるだけ事前にご連絡ください)
●対象:博物館学芸員、博物館スタッフ、学芸員志望の学生等、ミュージアムと子育て支援に興味のある方
●参加費:無料
●主催:NPO法人西日本自然史系博物館ネットワーク・子育てがもっと楽しくなるミュージアムづくり研究会・大阪市立自然史博物館
●内容:
第一部 話題提供 (話題提供は仮題)
1)0・1・2歳児連れ来館者とミュージアムをつなぐ試み
子育てがもっと楽しくなるミュージアムづくり研究会 川人よし恵・内田みや子・黒岩啓子
2)「ミュージアム・スタート・キャンペーン@いたみ」にみる協働のかたち
伊丹市昆虫館 坂本昇・角正美雪
3)「親子・三世代が楽しめる博物館づくり~兵庫県立考古博物館のとりくみ~」
 公益財団法人 兵庫県まちづくり技術センター  村上賢治

第二部 意見交換
どうやったら赤ちゃん(0・1・2歳児)連れ来館者に対応できる? うちはこうしてる!そもそも、どこまで赤ちゃん(0・1・2歳児)連れ来館者に対応すべき?などなど、各館の状況に応じた意見や情報をざっくばらんに語り合います。終了後、交流会も予定しています。

●申し込み:
電子メールにて、タイトルに【赤ちゃん連れ来館者対応を考える研究会・参加希望】と明記の上、以下の窓口まで氏名、連絡先(住所・電話・メール)、所属、交流会の出欠についてご連絡ください。
●申し込み・問い合わせ窓口:
西日本自然史系博物館ネットワーク
naturemuseumnet@gmail.com
問い合わせ 大阪市立自然史博物館 佐久間大輔 06-6697-6221 sakuma@mus-nh.city.osaka.jp
参考:子育てがもっと楽しくなるミュージアムづくり研究会(こそっと研)http://kosottoken.blogspot.jp/

このご案内のPDFファイルをダウンロード

東日本大震災と自然史博物館出展ポスター一覧

今回の研究会に合わせて各博物館から、レスキューの取り組みをポスター展示していただきました。

出展者の一覧(個人としての発表を含みますが、原則組織名としました)と表題を掲載しておきます。

石川県立自然史標本館 石川県立自然史標本館における被災植物標本修復
伊丹市昆虫館    伊丹市昆虫館における陸前高田市立博物館被災昆虫標本の修復作業
愛媛総合科学博物館 愛媛総合科学博物館標本レスキュー
大阪市立自然史博物館 地質・化石標本のレスキュー
大阪市立自然史博物館 植物標本レスキューの概要
大阪市立自然史博物館・昆虫担当学芸員協議会 大震災・津波で被災した昆虫カ関係施設への支援と標本救済
大阪市立自然史博物館・岩手県立博物館・陸前高田市海と貝のミュージアム 津波で浸水した陸前高田市海と貝のミュージアムが所蔵する貝類標本の被害及び復旧状況
帯広百年記念館・北大植物園・北大総合博物館・斜里町立知床博物館・札幌市博物館活動センター・美幌博物館 北海道の博物館における東日本大震災での植物標本レスキューの取り組み
倉敷市立自然史博物館 倉敷市立自然史博物館による被災植物標本レスキュー作業
滋賀県立琵琶湖博物館 滋賀県立琵琶湖博物館における昆虫標本のレスキュー活動と関連展示
高槻市立芥川緑地資料館 地元っ子と被災地をつなげるWSを実施してなにわホネホネ団の出張WSに協力してきました!
徳島県立博物館   徳島県立博物館の標本レスキュー活動
鳥取県立博物館   津波被災コケ植物標本の修復
島根県立三瓶自然館 島根県立三瓶自然館における植物標本レスキュー
なにわホネホネ団 きょうは一日化石で遊ぼ!
西日本自然史系博物館ネットワーク(日比伸子)     東日本大震災における昆虫標本などのレスキューについて
兵庫県立人と自然の博物館 被災した植物標本の修復と関連する情報の一般公開および復興支援キャラバンについて
北海道大学総合博物館 博物館資料の重要性〜東日本大震災の津波被害を受けた博物館のレスキューから考えること〜
北海道大学総合博物館 シンポジウム中止の経緯〜震災により中止となった国立自然史博物館設立への試み〜

大阪市水道記念館の一時休館に関する見解

2012年4月

 2012年4月現在、大阪市水道記念館は一般公開を停止しています。さる2月末に「本市における施策・事業の見直しの一環として、費用対効果などの観点からの精査を行なうため、4月1日から一時休館させていただきます。」との報道に接し、また2月21日付のホームページにおいて公表されていることも確認しました。http://www.city.osaka.lg.jp/suido/page/0000015210.html
自然史系博物館の事業に携わっている私たちは、野生生物の種の保全をはかるという専門的見地から、また自然の価値や楽しさを普及し教育する立場から、事態の進展を注視し憂慮しています。
 大阪市水道記念館は、日本有数の豊富な河川生態系を有する琵琶湖淀川水系の魚類を網羅的に展示する施設として全国的に知られています。今年3月の時点で保有する淡水魚種は90種を超えていました。水道記念館はこのような展示を通じて大阪市水道局が処理した水(工業用水)の安全性を示す広報施設の役割を担うとともに、淀川の水の恵みを受ける大阪市民にその豊かな自然を伝える教育施設として機能しています。とりわけ「水」を学ぶ小学4年生など多くの子どもたちが校外学習で訪れる体験施設として高い評価を受けています。また飼育技術面においてもその実力ゆえ、環境省及び文化庁から天然記念物であるイタセンパラやアユモドキなどの重要魚種の飼育を許可され、環境省から保護増殖事業を委嘱されてきました。今ではイタセンパラ保護増殖事業など淡水魚の保全の拠点施設としても重要な存在となっています。
 このような理由から、水道記念館の今後については、以下の配慮が必要であると私たちは考えます。

1.淡水魚展示が存続し有効活用されること
 水道事業の広報施設としての活動を縮小せざるをえないとしても、淀川の自然を市民に伝える展示・教育施設として存続させることが必要です。これまで築いてきた無形の資産を活用し、さらなる効果的な学習施設としての再生を願います。

2.存続が叶わない場合には、周辺施設に生品や資料が移管され、事業が継承されること
 市民に淀川の自然とその価値を伝えることは大阪市のみならず沿川の行政にとっての責務です。また、水道記念館に飼育されている魚類はいずれも系統のはっきりわかった重要なものです。琵琶湖淀川水系内でこうした系統をきちんと管理することは、将来の野生復帰のためにも必要なことです。

3.環境省から委嘱されたイタセンパラ保護増殖事業が継承されること

特定非営利活動法人西日本自然史系博物館ネットワーク
naturemuseumnet@gmail.com

2012/4/30 東日本大震災と自然史系博物館 被災自然史標本の修復技法と博物館救援体制を考える研究集会

 東日本大震災から一年余り、陸前高田市立博物館の標本レスキューを開始してから一年がたちました。この間、全国の自然史系博物館は被災した標本のレスキューや、現地での子どもを中心とした博物館コミュニティの支援など、様々な活動を展開しています。現地も、実際の作業を行った各博物館も、すべて前例のない緊急措置、現場判断、試行錯誤の中で進めてきたというのが実際ではないかと思います。標本の修復手法は果たして確立できたのか、自然史系博物館のレスキュー体制はどうあるべきなのか、三陸の自然史文化と博物館復興のためにこれから為すべきことは何か、これまでの活動を中間総括して考える機会を持ちたいと思います。
 主催 西日本自然史系博物館ネットワーク、日本学術会議自然史・古生物学分科会、大阪市立自然史博物館 
 後援 昆虫担当学芸員協議会、自然史学会連合、(財)日本博物館協会、(特活)大阪自然史センター
 日時 2012年4月30日 10:30-17:30
 会場 大阪市立自然史博物館 講堂
   (大阪市東住吉区長居公園1−23 TEL: 06-6697-6221 http://www.mus-nh.city.osaka.jp/)
 参加費 無料(ただし博物館入館料300円のみ必要)

プログラムは実際に標本修復に関与した博物館関係者によるポスターセッションと課題をディスカッションの中で探る、セッション1 津波被害標本処理の技術的な課題とその記録、セッション2 自然史系博物館のレスキュー体制を巡る課題、総合討論となります。
主として博物館関係者向けの研究会となりますが、興味をもつ方のご参加をお待ちしています。
PDFファイルをダウンロード

那須自然史基金の募集について

那須自然史基金の募集について

 那須自然史基金は、「故那須孝悌氏の意志を継ぎ、社会の中で自然史系博物館の機能を積極的に発揮し、博物館に関係する様々な活動を支援するために、必要な援助を行うこと」を目的とした基金です。下記の要項に基づき、別紙様式により事務局へ申し込んで下さい。

【2012年度那須自然史基金募集要項】
■応募資格
 西日本自然史系博物館ネットワーク会員とします。西日本自然史系博物館ネットワークへの入会についいてはホームページhttp://www.naturemuseum.netを参照して下さい。

■応募区分
 応募区分は調査研究支援と新規事業支援の2つがあります。
 1.調査研究支援:自然史系博物館の活動に関わる、特定の館を超えた取り組みを支援します。申請者は複数の所属にまたがる2名以上のメンバーリストとともに事業計画を策定して応募してください。事業期間は最大2年間とし、支援額は10万円を上限とします。審査には計画の妥当性とともに、当NPO及び本基金の趣旨に照らした妥当性によって判断をします。なお事業終了後の成果の公開を義務付けます。
 2.新規事業支援:出版・イベント・webサービスなど、博物館関連の新規事業に必要な初期資金を支援します。単独の館に関係する事業でも申請可能です。有償で行う事業に関しても支援対象としています。申請者は事業計画と資金計画を添えて応募してください。事業の有効性と資金面の支援の必要性により採否を判断します。事業期間は最大2年間とし、支援額は最大30万円とします。

■申請
 別紙様式に必要事項を記入し、事務局(〒546-0034 大阪市東住吉区長居公園1-23大阪市立自然史博物館内 西日本自然史系博物館ネットワーク事務局)まで郵送して下さい。申し込み締め切りは2012年3月末日(当日消印有効)とします。

■事業スケジュール
 事業の採択は理事会が指名する審査委員会が選定し、4月20日頃までに申請者に通知するとともに公開し、速やかに入金します。事業期間は2012年4月1日を開始日とし、最大2年間とします。
 採択された事業の責任者は、1年ごとに会計と事業進捗の報告を行い、事業終了時には、30日以内に領収書、成果物など必要書類を保存し事務局に提出する義務を負います。事務局は事業結果の概要を会員に示し、また求めに応じて必要書類を開示します。

■成果の公開
 本基金の成果物には、謝辞または奥付などに西日本自然史系博物館ネットワークより那須自然史基金の支援を受けたことを明記してください。

■計画変更
 諸処の事情により調査計画を中止・縮小せざるを得ない場合にはすみやかに事務局に連絡し、最大限の事業効果を得ることを目指して協議してください。

別紙様式はこちら
word
http://www.naturemuseum.net/wp-content/uploads/2022/12/nasuentry.doc

過去の採択実績を含む募集要項
PDFファイルをダウンロード